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2021年11月20日14:56

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多様化の時代。

強い口調の叱責程度では人は自殺なんかしない。

と、私は思っています。
なので、この監督だった男性教諭(45)は、よっぽど酷い事をしたんだろうと考えてしまいます。
自殺しか手段がないと思い込み実行してしまうような事とは、一体、どのような事なのだろうと。
校内で行われる、恐喝、暴行、わいせつ行為を

いじめ

と、かなり低く見積もった言い方をする教育関係者の言う事ですから、強い叱責の数段上の行為って、一体何??と考えてしまうわけです。
仮に叱責とはかけ離れた行為を叱責と表現しているのであれば、本来必要な叱責すらできなくなってしまいますよね。
その結果、叱責を受けた事が無い若者が社会に出てきて、早々にストレスを抱えてリタイアする世の中になるのではありませんかね?

仮に、本当にこの教員が強い叱責しかしていなかったのであれば、その程度で本当に自殺をしてしまったのであれば、遅かれ早かれの気がします。

先日部下がボロッとこぼしたのが、

何をやっても否定しかされませんから。

という一言でした。
私は親でも友人でも無く、単に会社の上司なんですよね。
会社の利益を上げる事が第一義になりますので、それに至らない内容を否定するのは当然で、上に居る以上、それが役割の一つでもあります。
なので、

否定されたくなければ、否定されない内容のモノを持ってこい。

と、告げました。
数日後、やらせてくださいと言うので、説明をして資料を作らせたのですが、私の確認を取らずに、メールで送付してしまいました。
送付先は、部署内の案件担当者なので、実害はありませんが、求めて居た物と微妙に異なるもので、予備知識が無いと誤解しかねない内容でしたので、手直しをして再送しました。

会社は教育機関ではありませんから、手取り足取り教える義務はありません。
使い物にならないのであれば、クビに出来ませんから、もう少し楽な仕事の部署に回します。そこでもダメ出しされれば、次々と回され、最後は何の判断も必要が無い仕事の部署に回され、塩漬けされます。
ただ、高い金を払って求人して採用しているわけですから、必要な経験を積ませ、必要な事は教えます。ですが、

仕事を選ぶ、言われた通りにやらない、言われた通りに出来ない。

こういう行為に対して、どの様に対応すれば宜しいのでしょうかね?
𠮟りつけて、やらせて、パワハラだのセクハラだのと訴えられたら馬鹿らしいですよね。
色々と手を尽くしても改善の見込みが無ければ、何処かで気が付く事を期待しつつ、他部署へ回すくらいしか手段が無いんですよね。

ですが、私よりも優しい方々は世の中に沢山いらっしゃるわけです。
何とかさせようと、怒鳴りつけ、なだめて、おだてて、身銭を切って飲みに連れて行って腹を割った話をと環境を作ったりするわけですよ。
ですが、恐らく、強い叱責程度で自殺をしてしまう人相手だと、そういう行為の全てが裏目に出て、男性相手ならパワハラ、女性相手ならセクハラで訴えられて、優しい方々が会社を去る事になるわけです。

多様化の時代と言い、個性を受け入れる事を求める世の中になっているわけですが、多様化の受け入れを求めるのであれば、受け入れる側の多様化も、当然受け入れる用意や覚悟があるという事なんですよね?
世の先達者の方々も、様々な方々が居るわけですよ。
懇切丁寧に教える人も居れば、紋切り型で、つっけんどんに聞こえる言い方しかできない人も居るわけです。怒鳴り散らし、押さえつけてやらせる人も居れば、おだててやらせようとする人も居るわけです。
ですが、優しく丁寧に、根気よく話をしてくれる人以外、受け入れないんでしょ?
自分の個性は受け入れて欲しいけど、相手は画一化された像の中に納まる人じゃないと無理なんですよね?

自分は良いけど、相手はダメ。

どんだけ子供の理論なの?と。
世の中には、様々な人が居て、俗にいう世の中が人生の本番なんですよ。
学校は、その為の準備期間で、世の中の多様性に合わせられるように、様々な経験を積ませる場でもあるんですよね。
そういう場における教材足りえる大人=教師が、皆揃って優しく良い人だったとしたら、一体どのような経験が積めるのでしょうかね?

酷い事を言いますが、仮に本当に強い叱責だけで自殺をしてしまったのであれば、社会に出たらひとたまりも無かったと思いますよ。
即死級の勢いで自殺を選択したのではありませんかね。
その引き金を引く可能性は、今、会社員をしている5千万人前後の人達の全てにあるわけです。
もし、その引き金を自分が引いていたらと思うと、社会に出て来る前に引き金を引いてくれる人が居て助かったと、一面では思ってしまうわけです。

ただ、冒頭申し上げましたが、私は、強い叱責程度で自殺をするような奴は居ないと思っていて、恐らく、また教育関係者が、何某かの行為を「強い叱責」と言い換えたに違いないと思っています。




■野球部生徒自殺、叱責した教諭を停職3カ月 遺族「処分軽さに驚き」
(朝日新聞デジタル - 11月20日 10:12)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6747480

 岡山県立岡山操山(そうざん)高校で2012年7月、野球部マネジャーだった2年生の男子生徒(当時16)が自殺した問題で、県教育委員会は19日、監督だった男性教諭(45)を停職3カ月の懲戒処分とし発表した。「強い口調で叱責(しっせき)し、ハラスメントにあたる不適切な指導だった」と改めて認めた。遺族は「処分のあまりの軽さに驚いている」とするコメントを出した。


 県教委が設置した第三者調査委員会は3月、教諭の指導が自殺の原因と結論づけた報告書を公表。県教委は今月3日に遺族と面談し、指導と自殺との因果関係を認めていた。教諭は県教委に対し「反省している」と話しているという。


 県教委は会見で、教諭の当時の指導について「部員を大声で厳しく叱責するなど不適切な指導があった」と説明。自殺した生徒に対しては「厳しい指導で形成された関係性が背景にあるなかで、グラウンドに1人残し、強い口調で叱責した」「生徒はその日の夜、自殺に至った」とした。


 県教委はこうした一連の行為を体罰やハラスメントとみなし、指針よりも重い停職処分にしたと説明。このほか当時の野球部長ら教職員3人を口頭による注意処分とした。また問題発覚後に調査に消極的だったり、遺族の意思の確認を怠ったりしたなどとして、県教委の当時の幹部職員4人についても口頭による厳重注意や指導とした。自殺当時の校長、副校長、教頭らはすでに退職し、処分対象にはならなかったという。


 また鍵本芳明教育長は、13〜14年度に県教委の生徒指導推進室長だったことをふまえ、月給10分の1(3カ月分)の自主返納を申し出た。


 県教委は「事案を防ぐ体制づくりができず、対応が不十分だった。関係者の処分に9年という長い時間をかけ、ご遺族や県民に深くおわびする」と述べた。


 遺族はコメントで処分が軽いと指摘。「私たちを9年以上も苦しめてきた県教委・学校の保身行為に対する第三者委判断との問題意識の違いの表れ。この程度では今後の再発は避けられない。処分の理由について詳しい説明を求めたい」とした。(雨宮徹)


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