前回からのつづき。。。
青木が「辞めたい」とまた言い出したので
2回目の集合。
今回はさすがに青木も作戦練ってきてるだろうし
シロウはそのシナリオがうまくいくよう
全力フォローするだけ。
青木「この前は恥ずかしくて言えなかったんだけど
実はお金に困ってて、バイトたくさんしないと
生活できないの。だから辞めたい。」
なるほど、「貧乏作戦」で来たか。
後藤「朝練だけだからバイトする時間は
なんとかなるやろ」
青木「なんだかんだ週1回くらいは
朝練以外で集合掛かるし、
部費やコンパ代とかも掛かるし、
これ以上続けるのは無理なの。」
沼田「厳しいのは分かったよ。
皆で解決策を考えよう。
そのためにこうして皆わざわざ
お前のために集まってくれてるんだし。」
(↑お前のため?いや、2年生に言われたからだろ?)
中島「実家に追加の仕送りお願いしてみたら?」
青木「これ以上の仕送りは無理。
うち裕福じゃないし、
来年の授業料も払えるかどうか・・・」
そう言って泣き出す青木。
伝家の宝刀「女の涙」キターッ!!
バリバリ体育会系に染まっている
後藤と沼田がひるんだのを
シロウは見逃さなかった。
攻めるのはここしかない。
シロウ「さっきから見てたけど、
これじゃ話し合いじゃなくて
まるでいじめじゃないか。
何も泣かすことはないだろ!?」
後藤「いや、そんなつもりじゃ・・・」
シロウ「もうさすがに無理やろ。
学費を皆で負担するってわけにも
いかないだろうし・・・」
小林「俺も生活ギリギリだから
お金はたすけられないよ」
ケチな小林がすかさず反応する。
シロウ「後藤、沼田、
2年生にはこう報告するしかないだろう
『話合った結果、
青木の生活費や学費の問題は
たすけることはできません。
残念ながら部活辞める以外解決策が見つかりませんでした。
もし授業料が払えなくて大学辞めることになったら
誰も責任取れません』と。」
篠崎「青木も本当は続けたいんだろうけど、
しょうがないよな。」
↑なぜか篠崎はずっと青木が辞めることに
賛成のスタンス。
結局、多数決の結果、全員一致で
青木の退部を認めることになった。
しかし、これで退部が決定したわけではない。
あくまでも1年生の中で承認されただけ。
シロウもいずれは辞めるつもりなので、
青木が退部するまで、どういうプロセスが必要かなど
情報収集を続けなければならない。
青木の退部活動はまだまだつづく。。。
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