体育会系について（その９）

前回からのつづき。。。

青木（女子）が「辞めたい」と言い出して
1年生全員が集合して話し合い。

青木「他の人たちみたいに
バイトとかサークルとかしたい・・・」



青木は普通の女子大生として
大学生活をエンジョイしたいだけなのだ。

それはよく分かる。

しかし、弱い、弱すぎるぞ、青木。
出鱈目でもいいから
もっとそれらしい理由を用意しないと。

後藤「いや、普通にバイトできるでしょ、
小林とか桶谷とかバイトしてんじゃん」

（↑おまえバイトもせず実家から通ってんのに
よく言うよ）

沼田「サークルも空き時間うまく使えば
両立できるだろ」

青木「・・・・・」

青木ぃ、言い返せないのかよ。

後藤「他に意見がある人は？」

シロウ「本人が辞めたいと言ってるんだから
認めてあげればいいじゃん。」

篠崎「俺もそう思う」

篠崎、ナイス援護。

後藤「シロウと篠崎は冷たいよな、
よくそんなこと言えるな。お前ら。
今まで一緒にがんばってきた仲間だろ？」

後藤「青木、困ったことがあったら
遠慮なく言えよ」

沼田「そうそう、俺たち仲間だから
助け合おうよ」

なんなんだよ、この気持ち悪い茶番。

バリバリ体育会系に染まった後藤と沼田は
2年生に「話し合いの結果、
青木は続けることになりました」と報告して
ポイント稼ぎたいだけなんだろう。

他の奴は何もしゃべらないので何考えてるか
分かりゃしねえし。

結局この日、青木は押し切られて
部活を続けることになった。
元々おとなしい女の子だから、
これだけの人数集まってこの雰囲気の中、
言い返すのは難しかったのだろう。

しかし、またしばらくして（2週間後くらいだったかな）
青木が「辞めたい」と再度2年生に言った。

2回目の話し合いへ。

つづく。。。