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2021年11月10日22:04

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原発事故の汚水の海洋放出は、わが身に降りかかるね。

フォト

2011年の事故の際に、海洋流出をした放射性物質セシウム137が、3~4年かけて
米国西海岸に到達後に一部が北上、太平洋最北部のベーリング海を経由して約7~8年後

に日本の東北海岸に戻ってきたとの研究成果を筑波大の青山道夫客員教授が福島大主催の
国際シンポジウムで発表した。2017年にはベーリング海とベーリング海峡を越えた

北極海の縁海のチュクチ海で、同原発事故起源のセシウム137が検出されている。検出量
は微量で基準値を大幅に下回るが、青山氏は「動きから考えて既に北の北極海にも広がっ

たと考えられる」としている。青山氏は北太平洋の七百六十一地点の表層海水を採取し、
セシウム137とセシウム134の濃度を調査。共同研究や各国政府のモニタリングなどの

観測データを集め、モデル計算も使い動きを分析した。北太平洋の南側を回って日本に
戻るルートや、さらに日本海から津軽海峡を越えて太平洋に戻るルートも突き止めている

今回の解析では、セシウム137は一部が米西海岸到達後に北上。アラスカ半島に沿って
運ばれ、2017年にベーリング海で1リットル当り0.003ベクレル、チュクチ海では同0.004ベクレル
が検出された。

日本の北東北沿岸では、2018年頃から濃度が上昇し始め、19年には同0.002ベクレルを超
えた。日本海から太平洋側に抜ける津軽海峡でのセシウム137の濃度は17年頃をピーク

に減少傾向であったため、青山氏はベーリング海からカムチャッカ半島沿いに南下して
戻ってきたセシウム137が影響したと分析。今回の研究で「福島第一原発事故起源の

セシウム137について、北太平洋全域のこれまで10年間の大きな動きが判明した」とし
ている。
------問題はこれから福島原発に抱えている汚染水の海洋放出問題ですね。-------
10年周期で、太平洋から北極海を巡回する海の流れを考えると、地球規模の汚染水が
漁業資源の太平洋、北極海、まで還流する結果になるね。とても、安易に海洋放出など
不可能だね。
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