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2021年11月05日17:41

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弱者を盾に、例外を例外ではないように語るのは好きではありません。

大阪文化圏以外で、エスカレーターの右に留まるのと、左に乗り後ろを向くのとでは、どちらが奇異に見られるのでしょうか?

という話しで解決だと思うんですけどね。
人に負担を掛けない、人に迷惑を掛けないという話しであれば、そういう選択もありますよね。
少なくとも、捕まっていれば、エスカレーターに乗れる程度のバランス感覚と握力はあるわけでしょ?
或いは、子供の為に、大阪に引っ越しすれば解決する話ですよ。
私の記憶では、大阪、名古屋、静岡は、右立だったと思いましたけど。

ただ、この話と、エスカレーター片側開けのマナーの話は別なんですけどね。

確か、メーカーからは片側に偏って人が乗ると、偏荷重の問題で、エスカレーターの故障などのトラブルの原因になると公表されていますよね?
そもそもは、英国発祥のマナーだそうで、エスカレーターが配備された際、急ぐ乗客の為に片側を開けるように、鉄道会社が要請した事に始まるそうです。
ですから、昨日今日始まった話では無いんですよね。
日本に導入されたときにも当然の如くマナー込みで輸入されたんだと思いますよ?

そもそもマナーって、多くの人が快適に過ごせるように自発的に生まれる暗黙の了解の事ですよね。
そこに、そのマナーがあるのであれば、多くの人が快適に過ごせるように、それに従うべき話なんですよ。
それが出来ないのであれば、そこに行かない、それを使わないというのが常識という事になるのではありませんかね。
ドレスコードがある場所では、静かにするのがマナーになるわけですが、静かにする事が出来ない年齢の子供は連れて行かないのが常識になるわけです。
因みにドイツでは、その年齢を12歳としていて、それを常識としているそうですよ。

埼玉がエスカレーターを立ち止まって乗る事を求める条例を出したのであれば、今度は、それがルールになるのですから、それに従うしか無いわけですよね。

急いでいる人は、余裕をもって行動し、エスカレーターでは立ち止まれ

という話ですし、

健康の為に歩いて登りたいと言う人は、横着しないで階段を使えという話なのでは?

で、このご家族は神奈川県在住で、埼玉の方では無いわけですよね。
何処を見て決めたのかは不明ですが、少なくとも、この条例で助かる人も居るわけですよね。
そういう方々に目を向けているかも知れない埼玉と、横浜をはじめ、横須賀、鎌倉、湘南と外国人も来る観光地を擁している神奈川とでは、対応が色々と異なると思うんですよね。

娘の事を考えるのであれば、弱者を盾に批判記事で飯を食ってる朝日系列の記者と話をしている暇があるのなら、埼玉に移住する事を検討する時間に割り当てた方が有意義だと思いますよ?

>>ハンディがある人が安心してエスカレーターに乗れる時代が来てほしいと、声を大にして言いたいんです

言いたいのであれば、言えば良いと思うんですよ。言論の自由は、憲法で保障されている権利なのですから。

ただ、世の中には色な事情を抱えている人達が居るわけです。

大腸の自己主張が激しく、肛門が主張に負けそうになっている人も居るわけですよ。
少しでも早くとエスカレーターに乗ったら、ハンディを負った方に配慮して、皆、立ち止まって乗っていたとしましょうか。
絶望のあまり、大腸の激しい主張に負けてしまったとしたら、それはその人のせいでしょうか?
その場で敗北宣言をした場合、その人のその後の運命は??
その場に、ハンディを負った方がおらず、そういう配慮を必要としなければ、間に合ったかも知れないんですよ?

ハンディを負った方が居れば、そうじゃない人が配慮するのが当たり前という風潮が強くなってきていますが、本当にそうなの?と思ってしまうんですよね。
ハンディを負った方が一般社会に入って来るのであれば、一般社会の負担が最小限になるよう、最大限の努力が必要なのではありませんかね。
無論、一般社会も自分達が標準だと胡坐をかく話ではなく、世の中には、様々人が居るとこを前提で、生きやすい世の中とは、どういう世の中なのかを考え実行に移す必要はあると思いますけどね。

工夫で乗り切れる部分は、工夫で乗り切る必要があると思いますし、その工夫に対する理解も必要だと思います。

これは体にハンディを負った人だけの話ではないと思いますよ?

ただ、何ていったらよいのでしょうか、この「ハンディ」という言い方も、傲慢な言い方のような気がするんですよね。

ハンディ=ハンデ=ハンディーキャップ

直訳では、
1.技量差のある者同士の均等を図るため、強者に付ける不利な条件、弱者に与える有利な利点
2.弱者から見た強者との差、立場を不利にする条件

昔の差別的な扱いをしていた時代ならまだしも、今の世の中で、障害者に使う言葉では無いような気がするんですよね。
言葉の選択は難しいですよね。
使う言葉で、その人がどのような目で見ているのかと、透けて見えてしまうわけですから。



■エスカレーターの右側にしか乗れない15歳少女「どいて」と怒られ… 両親の苦悩と願い
(AERA dot. - 11月05日 08:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6728786

 埼玉県で、10月1日に全国初となるエスカレーターに立ち止まって乗ることを求める条例が施行され、ひと月が経った。条例には賛否両論があったが、世の中には身体に障害を抱え、エスカレーターの片側にしか立って乗れない人もいる。その当事者である15歳の少女の現実と、両親の願いとは。


【写真】エスカレーターに立ち止まって乗ることを求める条例が10月1日、大宮駅はどうだった?
 横浜市に住む高校一年生の林姫良(はやし・きら)さん(15)。生まれてすぐに脳に異常が見つかり、生後6カ月で頭部を手術した。左半身に麻痺があり上手に動かせず、歩く際はバランスを取りながら足を運ぶ。握力も、左手はとても弱い。


 本来、2人乗りのエスカレーターは2列に立って、手すりを持って乗るという前提で設計されている。異常で緊急停止した際の転倒を防ぐためだ。だが、日本や世界各国では急いで歩きたい人のために片側空けの習慣が根付いており、過去には鉄道会社やメディアが乗り方のマナーとして推奨していた時期もあった。2000年以降はメーカーや業界団体などが立って乗るよう呼び掛けるようになったが、片側空けをマナーのようにとらえている人は今も多い。


■身体を守るのも簡単ではない


 姫良さんの住む横浜市を含め、関東は左側に立ち、右側を歩く人のために開けるのが一般的になっている。だが、姫良さんは左手でしっかり手すりをつかめない。


「もし姫良が左側に立っていて、エスカレーターが異常などで緊急停止したら、間違いなく転倒してしまいます」


 父の正和さん(52)と母の太佳子さん(54)は、そう口を揃える。歩いて追い抜く人にぶつかられたら、転倒してしまう可能性もあるという。さらに転んだ時に手をついて身体を守る、ということも姫良さんには簡単ではない。


 姫良さんは、「右側にしか乗れない」のだ。


 脳の病気のためうまく思いを表現できないことがある姫良さんだが、エスカレーターに右側空けの慣習があることは理解している。


 実際、小さいころから右側に立っていて、後ろから舌打ちされたことはしょっちゅうあったという。時には「どいて」と怒られたり、「なんで右に立ってんだよ」と言い捨てて去っていったりする人もいた。誰が姫良さんを注意するか、後ろにいたグループがひそひそ話していたこともあった。本来の乗り方からすれば、右側に立つことは正しく、姫良さんが怒られる筋合いは何もないのだが、現実はそうではない。




 エスカレーターに乗る際はいつも、親が左側、姫良さんが右側に並んで立つようにしている。後方から来た人に、事情を説明することもあるためだ。だが、姫良さんが小学校低学年くらいの頃、突然、左側の太佳子さんの一段下に移ったことがあった。


「小さいなりに、怖いと感じたんだと思います。大人だって右側に立つのは勇気がいることで、今でも後方から足音が聞こえると、怒られはしないかと私自身も怖く感じますし、長いエスカレーターだと不安がより大きくなります。姫良は今も人が多い時や、後ろから歩いてくる人の気配を感じると、遠慮して左側に移ろうとしてしまうんです」


 と太佳子さん。人が多いときはしばらく乗るのを避け、タイミングを見計らって空いてから乗るようにしているという。


 ヘルプマークを着けてはいるものの、効果はてきめんとは言えない。


「姫良は、ぱっと見では障害があるとはわからないので、右側に立っている事情が何かあるんじゃないかとはなかなか想像してもらえないんだと思います」(太佳子さん)


■立ち止まって乗る文化の定着願う


 埼玉県の条例が各地に広がって、エスカレーターに立ち止まって乗る文化が定着してほしいと願う両親だが、一筋縄ではいかない現実も理解している。取材中、正和さんと太佳子さんは「すぐには無理だと思う」「難しいですよね」という言葉を何度も口にし、考え込んだ。


 苦悩は尽きないが、それでも両親の思いは切実だ。


 姫良さんは赤ちゃんの時に、ハイハイした経験がない。左半身が麻痺していたため、できなかったのだ。物心もつかない幼少期から懸命のリハビリを続け、やっと立って歩けるようになった。


 正和さんは当時を思う。


「リハビリの先生がスパルタで、小さな姫良はいつも泣きながら頑張ってきたんです。あのときの頑張りがなかったら大きくなっても歩けなかったでしょうし、エスカレーターにも乗れていなかったと思います。今でも、ペットボトルのふたを、持ち方を工夫して開けるようになるなど、ハンディを抱えながらも頑張って生きていて、親として娘から教わったことはたくさんあります。だからこそ、障害がある人のことを知ってほしいですし、ハンディがある人が安心してエスカレーターに乗れる時代が来てほしいと、声を大にして言いたいんです」



 太佳子さんも続ける。


「いつか姫良が親の手を離れる時、世の中がどうなっているか。姫良だけではありませんが、難しい障害がある人がいるということを、ひとりでも多くの人に知ってほしいです。知ってくれれば、時間はかかったとしても、少しずつ社会も変わっていくのではないかと思います。エスカレーターを歩かない文化が根付くことが一番の希望ですが、まずは右側に立っている人がいたら『邪魔だ』と思うのではなく、何か事情があるのかなと思ってくれる社会になってほしいと願っています」


■社会が変わらなければならない


 当の姫良さんは、がまんしがちで弱音を吐かない性格もあってか、エスカレーターを歩く人たちへの考えや自分の願いは、今のところ言ったことがない。これからも、言わないかもしれない。


 ずっと静かだった姫良さんだが、取材が終わった後、正和さんが「親がいなくなっても姫良はひとりで頑張っていけるかな」と聞くと、ニッコリ笑って「うん!」と答えた。


 泣きながらリハビリを頑張った赤ちゃんが大きくなり、ずっと頑張り続けながらいつか親元から巣立つ。その時、どんな社会を作れているだろうか。


(AERAdot.編集部・國府田英之)


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