衆院選の結果、自民党が微減、維新の躍進、国民民主とれいわの健闘、立民・共産・（社民）の後退となりました。
日記で政治問題が多いのは本意ではありません。しかし、私たちのこれからの生活に直結すること、それはいつも言われて来たけれど今回は放置するとのっぴきならない事態になり今は大きな岐路に立っていること、とりわけ次世代に対して大人として責任が持てないことから書かざるを得ません。
タイトルのとおり、選挙の結果は自滅の危険性が大きい結果になったと思います。
要因として私が考えていることを一部ですが列挙します。
1 諸問題をモグラ叩きするだけで、構造的本質的な問題に迫る思考を甚だ怠っています。
日本の現状を決めているのは、�．瓮奪�が剥がれているアメリカへの政経軍等の依存、��大企業・富裕層優先の政経、�Ｅ�治エリートによる国家の私物化、�だ鐐阿鵬鶺△垢覬ν禹彖曄弊�府与党を右翼の日本会議が席巻しているという先進国で日本だけの異常）、�ネ瀚召遼汁�などだと思います。
2 １では本来なら、日本を支配する原理として日本国憲法を書くべきです。憲法こそが国家の最高規範なので当たり前です。
しかし、憲法は相当部分が殺されています。世界の民主主義国家の中では例外的に人権が著しく制限され、かつそのことが殆ど意識されていません。人権の中でも重要な、�‐霾鵑亮�由な流通と享受、デモや集会の表現活動、選挙運動の自由、教育の自由などが麻痺しています。
3 上の２の中でも格別問題なのは、情報の自由な流通の欠如です。前回の日記のとおり、テレビを中心とするメディアへの上記�´����い慮桐�による統制が強化されたため、国民が判断するために不可欠な核心をつく議論が殆ど封殺されていることです。民主主義で一番のポイントである情報を知る権利が一層侵害されました。知らないので私たちを守る思考が成立する前提がありません。
４ 政党の如何を問わず、野党とその支持者を含めて思考が受け身で硬直し思考停止状態が目立ちます。この点はヨーロッパやアメリカとの大きな違いで、支持政党への意見の提出や批判も大変不足しています。新憲法になって４分の３世紀経ちましたが、政党や団体から自立する市民への道は未だ遠いと思います。共産党も「市民」と「野党」の共闘といっているはずです。
○岐路である理由
�ー�公維新国民民主によって憲法改正が実現する条件ができた可能性が相当あると思います。今回の選挙で間に合わず歯ぎしりしている小池都知事による「ファーストの会」、上田元埼玉県知事らのグループは参院選までに改憲を含めて動きだしてこの流れを加速するかもしれません。立民の一部やれいわも明文改憲に転じる可能性。
今用意されている改憲は保守層も含む全国民にとって大変危険で取り返しがつかない被害を与えると思います。
��気候変動問題 手遅れでもやらざるを得ません。
��少子超高齢化問題への本格的取り組み 社会保障制度が大幅に崩壊するので手遅れでもやらざるを得ません。
�ど塰椣嬌鸚亀�労働や雇用契約によらない請負契約の横行が国民を分断し分裂させ新階層社会を形成、家庭や社会が荒れて混乱。
�ズ眄�の放縦、赤字の放置による国家財政の破綻
�ε譽▲献△侶鎧�的緊張が偶発的な戦争を招くおそれ 軍縮を強力に呼びかける必要
��利潤率の超低下に見られる資本主義の終焉ないし危機への対応、資本主義を克服する経済システムの議論の衰退
�┐修發修眞�成長時代ではないかという殆ど議論されていない大問題（マルクスの生産力論への疑問を含む）
��人間の欲望への歯止めと「ともいき」社会への本格的論争の欠如
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