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2021年10月30日11:08

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夜8時に「当選確実」なぜできる? 開票前、当選予測の舞台裏

■夜8時に「当選確実」なぜできる? 開票前、当選予測の舞台裏

 ■投票締め切りと同時に「当選確実」?

           
フォト

               午後8時を示す時計

 【動画】40秒でわかる! 午後8時に当選確実を報じる「ゼロ当」の舞台裏。どんな要素で判断しているのか。

 ところが、テレビやインターネットでは午後8時になると、「○○選挙区、○○さん当選確実」などと一斉に報じ始めます。

 さらに、「○○党、○議席確保」「△△党、△〜△議席獲得予想」といったことまで出てきます。

 まだ開票が始まってもいないのに、なぜ誰が当選したのかが分かるのでしょう?

 ■どんな取材で「票読み」?

 新聞社では、誰が当選するかを最終的に見極め、報じることを「当打ち」と呼びます。自治体の選挙管理委員会が公式に発表するより前に、なるべく早く報じるために、取材や調査をしています。

 選挙取材を担当する記者は、選挙に出る人の陣営を取材し、「票読み」をします。

 どんなことがその参考になるのでしょう。

 所属する政党の党員数や、過去の選挙での得票は一つの指標です。

 また、候補者がどんな組織から支援を受けているか、どんな地域で強い支持を得ているか、といったことも参考にします。

■世論調査もやっているの?

 客観的な判断には数字のデータも欠かせません。選挙が近くなると、選挙区ごとの世論調査をやることがあります。朝日新聞では情勢調査と呼びます。

 さらに公示日以降になると、期日前の投票所に調査員を配置し、投票を終えた人たちに誰に投票したかを聞きます。これを出口調査と言います。

 投票日の当日も、出口調査をやります。これが最も重要な指標と言えます。各地の調査結果をいち早く集約し、これまでの調査や取材のデータを踏まえ、「2位以下にこれだけ差をつけてリードしているから間違いない」と判断できた場合、午後8時を待って「当確」を打つわけです。


※記事元:朝日新聞DIGITALより
2021/10/30(土) 6:35

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