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2021年10月25日19:10

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プリンセス駅伝2021

No.0963
昨年に続き、福岡市宗像市・宗像ユリックスで
開催されたクイーンズ駅伝の予選会(24日)。
上位20チームが来月の本戦への切符を手に、熾烈なレースを繰り広げますが、
昨年の14チームよりも6枠も本戦への出場枠がある分、
来月の本戦がより盛り上がりそうです。
(注:前回の全5区間から今年は全6区間と、1区間増えた。)

序盤の1区の入りは、3分11秒/km。
1.5km付近で愛知電機、ノーリツが遅れる。
先頭はメモリードの中尾選手、日立の石澤選手、資生堂の木村選手が引っ張り、
集団は次第に縦長になり、後方から遅れるチームが出始める展開に。
4km過ぎに資生堂、第一生命、京セラが集団から抜け出すも、
京セラが後退、6km過ぎに第一生命が置いていかれる。
トップの木村選手(資生堂)は、終盤に驚異的なスパートをかけ後続を引き離し、
区間新記録となる21分44秒で襷リレー!!
続く第一生命は 7秒差、3位は32秒差で、エディオン、京セラ、三井住友海上が続く。

続く2区は3.6kmのスピード区間でもあり、
ここでトップの資生堂は第一生命グループの櫻川選手に追い抜かれトップを譲るも、
その裏側では記録の面で驚異的な展開に!!
何と!! 1区に続き、区間新が次々と出るではないか!!
7位までの選手が皆、区間新を叩き出す等確実にレベルアップした瞬間でもあった。

エース区間の3区に入り、ここでエディオンは萩谷選手を起用!!
ここで資生堂の佐藤選手がすぐにトップを奪い返すと、
凄まじい勢いでライバル勢に差を付けていく!!
そして、そのすぐ後方ではダイハツの加世田選手が驚異の7人抜きを達成し、
一気に順位を7位に押し上げる快走を見せ付けた!!

4区の外国人起用の区間も2区同様、スピード区間となっており、
資生堂のチェプンゲティチ選手が後続との差を広げ、一気に快走を見せる!!
この区間では、初出場のダイソーの
テレシア・ムッソーニ選手が区間新を叩き出した!!

もう一つのエース区間となる5区で、資生堂がついに快進撃を見せる!!
資生堂の高島選手は第5中継所通過時点でもトップを維持し、
後続のライバル勢を次々と引き離しにかかる!!
他を寄せ付けない圧倒的な快走で、高島選手は区間新を叩き出した。
区間2位の大塚製薬の棚池選手は、従来の区間記録よりも僅かに2秒足りなかったが、
チームに貢献する走りで襷を繋いだ。

そして、いよいよアンカー区間!!
ここまで資生堂の独走が続いているが、
この時点でほぼ資生堂の勝ちは確定したようなもの。
その一方で、本戦出場枠最後の20位争いが激化!!
キャノンとコモディイイダのデッドヒートで、
順位変動に動きがあるのかそれとも……。
キャノンの古川選手を懸命に追うコモディイイダの西澤選手だが、
ラスト数十mのところで、ある程度の差が広がっており、
ついに20位争いの決着はキャノンが制した。
トップの資生堂は1区、5区での貯金がアンカー区間で生かされた感じで、
天満屋の渡邊選手との差が縮まっていれば、資生堂の優勝は難しかったかもしれない。

優勝した資生堂は6年連続30度目の本大会出場を決め、
2時間16分41秒の大会新を叩き出した!!
天満屋が2位でフィニッシュし、
東京五輪マラソン代表の前田穂南選手が不在の中でも、
チームの総合力を見せ付けた!!
3位第一生命グループは、前年の予選会では22年振りに本戦出場を逃したが、
再び本戦の舞台へと戻る事となった。

解説の増田さんも言われていたように、
今大会で区間新が18も誕生した事で、
“クイーンズ8”(シード)も油断出来ないのでは、と。
1ヶ月後の本戦で、今大会勝ち上がったチームがどこまでレースを動かすのか、
昨年以上のレースに期待しながら、本戦を待ちたいと思います。

2021/10/25 MARL
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