危険な社会不適合者としての企業、そして地球の生存を脅かす存在としての企業

危険な社会不適合者としての企業、そして地球の生存を脅かす存在としての企業

危険な社会不適合者としての企業
ゲイリー・G・コールズ医学博士 - 2021年10月23日

「先週、あるネットワークニュース部門の社長と朝食をとりましたが、彼の話によると、選挙のない年には、彼のニュース部門の広告収入の70％は、医薬品の広告から来ているそうです。 そして、夜にテレビでネットワークニュースを見ると、医薬品を売るための手段になっていることがわかります。また、彼は、自分の局に医薬品のアカウントを失うようなゲストを連れてきた司会者は解雇すると言っていました。- ロバート・F・ケネディ・Jr. - 詳しくはこちら:http://annedachel.com/2015/05/25/21560/#sthash.H39UDGx9.dpuf

「奴隷制度とは、人が所有物であるという法的フィクションである。企業の人格とは、財産が人であるという法的な虚構である。" - 匿名

"ほとんどの企業は、その破壊的な行為によって引き起こされる人間の苦しみや環境の悪化を顧みず、自分たちが逃げられると思うことを何でもやってきた歴史がある。" - モリー・ペダーセン

2010年、新保守主義、親企業、反民主主義のロバーツ5/4最高裁は、2010年のシチズンズ・ユナイテッド対連邦選挙委員会の判決で、政治運動や候補者への匿名での無制限の金銭寄付を認め、企業に人格を与えることを決定しました。この判決は、多くの人から過去100年で最悪の米国最高裁判決と呼ばれており、すでに裕福で強力で腐敗しやすい多国籍企業（今や米国の政治と経済を支配している）が、買収可能な政治家をすべて「買収」し、数百万ドルの広告・宣伝キャンペーンによって私たち素朴な有権者を洗脳し、同じように「買収された」主流メディア市場で私たちが対抗する余裕がないようにした。

米国最高裁判所は、スイスのグレンコア社（ポリメット社）、チリのアントファガスタ社（ツインメタル社）、カナダのエンブリッジ社（ミネソタ州北部とウィスコンシン州北部のかけがえのない湿地帯、帯水層、河川、湖沼、森林、永続的な原住民の土地と水の権利を奪う可能性のある外国企業）のような無生物で貪欲な外国企業が、生きている人間と同じ特権（ただし責任は負わない）を持つべきだという不条理な考え方を合法化しました。

次の写真は、企業が環境に対してリスクを冒すとどのようなことが起こるかを示す良い例です。

ここはブリティッシュ・コロンビア州で最も深く純粋な湖であり、有名なマスやサケの漁場でもある。2014年8月4日、24,000,000立方メートルの恒久的に有毒な鉱山スラリーがマウント・ポーリーのテーリング・ダムを破壊し、下流で爆発するまではそうであった。写真に写っている日焼けした物質は、有毒な鉱山の尾鉱スラッジの大洪水で流された浮遊する枯れ木を表している。鉱山の所有者（バンクーバーのImperial Metals）がこの事故後にできることは、有害な水がケスネル川（太平洋に向かう）に流れ込む際に、下流の橋を壊さないように浮いている木を砕くことだけだった。ビフォー・アフターの写真は、http://globalnews.ca/news/1493355/before-and-after-photos-show-devastation-of-mount-polley-mine-tailings-pond-breach/ をクリックしてください。

市民連合の判決が下された後、本質的に「一党独裁制」であるわが国のいわゆる国家指導者からは、ほんの少しだけ怒りの声が上がった（一党独裁制とは、共和党と民主党の企業寄り、軍国主義寄りの政策に関してのことである）。ブリティッシュ・コロンビア州の事故に対する潜在的な怒りは、深刻な共犯関係にある主流メディアが、事故の原因と長期的な影響についての追跡記事を拒否したことで、すぐにかき消されてしまった。

企業に人格という特権が与えられているならば、犯罪を犯したり、水や空気を汚したり、土地を荒らしたりした場合には、個人と同じ責任を負い、同じ罰を受けるべきではないだろうか。

大企業の忠誠心は、株主や役員、経営陣に向けられているのであって、土地や水、空気、食料供給の持続可能性に生命と健康を依存している人々に向けられているのではないことを理解することが重要である。多国籍企業の裕福な株主や経営者の多くは、ビッグファーマ、ビッグフード、ビッグアグリビジネス、ビッグオイル、ビッグファイナンス、ビッグメディア、ビッグテックなど、他の反社会的組織の株式を保有しており、将来の潜在的な利益にのみ動機づけられており、共通の利益を求めていません。そのため、地域の資源が使い尽くされ、荒廃した地域に残された人々が自活しなければならなくなっても、彼らは気にしません。