mixiユーザー(id:24710353)

2021年10月24日12:58

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みほとけの姿展に行ってきたゾ!(後)

続き〜

このイベント、なんと無料!!
HP見ても金額書いてないし、事前予約制かどうかもわからないしーととりあえず会場に行ってみるとやっぱり無料だった!

というかこの美術館、駅近っ!
フォト
出口の真横にあるんですけどー
便利すぎる!

入ると予約の有無を聞かれた。
あれ? やっぱり予約あったのか…
でも体調のアンケートと名前とTELを書いたらすんなりは入れましたー

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こちらは地上3階、地下1階の4階建て。
特別展は地下1階だけど、3階のシアターでちょうど今からやるよってことなので、まずはそちらからー
腹ごなしにもちょうどいいしねー

シアターのメニューは3つあって、これから始まるのは『大日如来坐像と運慶』
いいねー 超面白そ!
他のも気になるから見終わった後にタイミング合えばみようっと。

んー40人くらいは入れるかなって大きさで思ったよりも広し!
新しめで清潔感もあってグー
お客さんは他に2人連れが2組ほど。空いてるー


ナレーションがガチ!
名前出てこないけどテレビで聞く声。

・仏陀の誕生から仏像発生の流れの解説
おー東寺の立体曼荼羅!

・曼荼羅の説明
・運慶登場
・2つの大日如来の違い・作り方

といった流れ。
18分だけど見ごたえあったー
知ってることも多かったけど、考えさせられることも。
例えば何で大日如来の仏像の印は全部金剛界の智拳印で胎蔵界の法界定印のはないのかとかね。
(調べてみたら結構あった… 多分国宝級のが少ないのかな)

あと映画で出て来た最近発見された樺崎寺の運慶作と見られる大日如来とか見てみたいなー
樺崎寺ってどこにあるんだろう…?



でエレベーターで地下に行っていざ!
例によって、今回はちゃんと持参したメモと鉛筆で書きなぐって来たコメントを掲載!
(というか会場は展示品はスポットライトで照らされてるからはっきり見れるんだけど、周りは真っ暗なのでメモが書きにくかった…)
(あと今回過去最高に画像少なめ… 館内撮影禁止に加え、マイナーな作品ばっかり&図録の販売もなし&HPとかで積極的に作品紹介してないのです…)


ガンダーラの仏教美術
フォト
●燃燈仏授記
まずは巌娜亜羅十六僧(ガンダーラじゅうろくそう)がお出迎え!
いかにもな向こう感ですねー
やっぱり日本のとは趣が違うです
しかし細かい


●占相
このサイズでちゃんと年寄りがわかるのはスゴい!


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●王の帰依と涅槃
涅槃〜
非常に登場人物が多くて、説明が書いてあるけど誰が誰だかわからん!

フォト
ここまで釈迦の誕生から入滅までの流れだったんだけど、一連のシリーズだったのかな?
あと脇の人とか明王や天部っぽさがあって、ここらへんから取ったのだろうか?


祈りの世界
フォト
フォトフォト
●両界曼荼羅
ほどよいサイズで色もしっかりとー
まあ300年前のものだからね
やっぱりわはは胎蔵界のほうが好き〜
金剛界も理路整然としてていいんだけど、下のほうが手抜き感あってなんだかなーってなる
金剛界は明王はしっかりいるのがポイント高いし


フォト
●大日如来坐像 重文 1193年
あーこれがシアターで紹介していた樺崎寺のやつか!
ここに来てたのねー
確かに運慶っぽさある!
かなりの出来でバランスいい!
色味も風格あるわー
フォト
ミュージアムならではの後ろから覗けるのもいいねー
(背面もちゃんと作りこんでました)


フォト
●不動明王坐像
こちらは醍醐寺の三宝院のやつだとか。
確か三宝院は見るものなさそうなのでスルーしたんですよねー
こちらはなかなか大きくて見ごたえあります
でも天地眼でもなく、顔もマヌケで体もツルっとしてて弱そうでちょい微妙…


みほとけの姿
フォト
●説法印仏坐像
これも外人感ある!
あと向こうのは石仏で半立体なのが残念…


●光明真言曼荼羅
ちょいワルおやじ感ある!
特に上!
ポスターっぽいポップさがあるのは江戸時代のだからか
ちなみにこれの画像、がんばって探しても見つからなかったので、ちょいワルおやじがみたい人は半蔵門ミュージアムに走れ!


●弥勒菩薩像
小さいながらもがんばった出来


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●地蔵菩薩像
劣化して涙流してるみたいに見えるのは味だねー


●不動明王像
四隅の梵字は他の四大明王を表してるとのこと
絵だとよくある技法だねー
こちらの不動はちゃんと天地眼で体もだるんだるんで強そう!


●愛染明王像
黒すぎてよく見えない…
そこに金色だけがよく映える


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●大威徳勇勝明王
大威徳明王の本名かと思いきや別人、または関係者らしい
いや、どう見ても本人の化身だろ!
大威徳明王で水牛に跨ってないのはレアだなーと思ったらこの人、足が2本しかない!(普通は6本)


フォト
●十六羅漢像のうち第七迦哩迦尊者
圧倒的に脇の人のほうが怖い!




とこんな感じー
うん、思ったより全然よかった。
展示数が少ないし、仏像も2体だけなのでショボいんだろうなーと想像してたけど、そんなことはないねー
やっぱり仏像特化なので、仏像好きなら満足出来る!
面白かったー

ちなみに2階は仏教の成り立ち・歴史と地下1階の展示物の解説コーナーになっています。
ここでさっきわからないと言った「王の帰依と涅槃」の人の配置が番号振られてじっくり解説してあるのでわかりやすかったー

順番としては下を見てからこっちかな。
こっちから先に見ちゃうとネタバレ感あるしね。


あと1階は仏像の現代アートみたいなポスターが数点展示されています。
まあ見る価値なし!


ここ、近いし、隣のパン屋兼ケーキ屋さんはおいしかったしで、別の特別展やってたらまた来ようかなー
あと残念ながらシアターの映画は時間が合わずに見れなかった…
曼荼羅のやつ見たかった…

次はこれ行っとこうかな〜
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