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2021年10月21日12:03

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ラクサンポ219

私の名前は川口民雄。子どものころから、周囲から浮いていた。学校の成績は低空飛行で、お情けで卒業させてもらった。小学校低学年のころからごく普通に生きられないと堪忍した。なんでみんなと同じことができないのだろうか。学校時代の運動会、学芸会、展示会、修学旅行で、周囲のクラスメートと同じ行動をとるのに、非常に神経を使った。仕事をいくつか渡り歩き、発達障害を支援するNPOで働いている。大人になって、検査を受け、検査の結果で、読み書きはかなり厳しいことがわかった。発達障害当事者は別に努力して、普通に見せようとしても、無理である。例え給与は低くとも、暮らしていければ、文句はない。この仕事は自分に向いているようだ。発達障害トラブルシューティングが仕事になった。

相談を受けた金子氏がzoomで、外食企業の就職面接を受けている。

面接者(会社女性スタッフ)
「以前の会社は働き過ぎで、身体が持たなかったので、退職されたんですね。弊社はスタッフには週二回は必ず休みを取るようにしています。曜日は店舗によって、違うので確約はできません」

金子
「それは合わせます。特に問題はありません」

面接官(会社女性スタッフ)
「業務に関してはご経験が三年、あるようなのですので、もし採用になりましたら、研修を受ければ、一カ月ぐらいで、現場に出ていただきます。履歴書の記載で気ななるのですが、発達障害があるので、配慮してほしいとあります。具体的にどんな障害でしょう」

金子
「ディスレクシアと言いまして、読み書きに困難がある障害です。普通のことはできますが、書類を読んだり、書いたりするのに、普通より時間がかかります」

面接官(会社女性スタッフ)
「弊社にも、障害者スタッフと外国人スタッフがおります。合理的配慮をしなければなりません。具体的にはどんなことにお困りでしょう」

金子
「報告書が簡単に書けないです。書けますが、時間がかかり、他の業務に支障をきたすと思います」

面接官(会社女性スタッフ)
「報告書はスマホで、アンケート形式になっています。店長とエリアスタッフが意見を必要なときは面接にしています」

金子
「助かります。報告書が一番、たいへんでした」

面接官(会社女性スタッフ)
「障害があることよりも、現場で、スタッフとうまくやっていくが大事です。おわかりですね」

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