神は見捨てず・・・かな？

前回の手術では胃の一部も切除したのだが、今回は腫瘍のみ。

神様は、もう暫く生かしてやっても良いと思った様だ。


病床で自分に問うてみた。

長い事人間やってきて、周りの人間を幸福にしたことが有ったかとと。

無いな。

他人を不幸にしたことはあっても、幸福にしたことは無い。

きっと、色んな人から恨まれているんだろう。


全身麻酔をされ、二度と目覚める事が無くとも、それはそれで仕方がない事だと思えた自分がまるで他人の様な気がするのだが、だからと言って生きることを諦めた訳でもなく、只、運命を受け入れるだけだと素直に思えた事、なんとも不思議というか何と言うか。
そんな潔さが自分に有ったとはね。

巷では、選挙運動が姦しい。

その無責任さに感動すら覚えるのが、政権与党の幹部議員が、「この国には現在,色々な問題が起こっていますが、それを解決出来るのは自分達与党だけです」みたいな事を平気で言っていること。

その色んな問題は，貴方達が政権与党に就いている間に起った事なんですよと教えないといけないのだろうかね？
「貴方達が政権与党に就いていて、一体何をやって来たのですか」と問わないと貴方方の馬鹿さ加減が理解出来ないのかねと。

この国が如何に政治後進国か知らないわけじゃないが、今更ながら本当に情けない。

政治家がバカだから、有権者も馬鹿なのか？
有権者がバカだから、政治家も馬鹿なのか？

何度も繰り返してきた疑問が頭に浮かぶと同時に、老害と言い切っても良い、年老いた政治屋が、未だに権力に固執する様を見ていると、この国の政治家には潔さって概念が無いのかと本当に哀しくなって来る。

２０２１・１０．２０

明日の名護市、最高気温25度・最低気温21度