半導体が不足していて**が作れないとかニユースで見かけることが多くなったとけど、
どうやら不足しているのは輸入品の全般のようで最近の値上げラッシュはその影響みたいですね。
直接の原因はズバリ船に積むコンテナの不足で、遠因としては新型コロナということで。
日本は様々な原料、製品を輸入に頼っている
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輸入するには中のモノはもちろんだけど運搬用のコンテナも必要
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コロナの影響で米国の雇用状態に異変
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米国では特例で手厚い失業保険を発布中なので働くより失業保険をもらっていたほうが潤う
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港湾関係者も失業保険を受給している関係で人材が枯渇、というか蒸発
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積荷を下ろす、空きコンテナを輸入元に戻す(主に中国)がまったく進まない
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荷解き待ちのコンテナが大量に米国の港に滞留
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空きコンテナがない
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すぐ製造できるものでもない(一つ100万円ほど)
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少ない空きコンテナをめぐって世界中で取り合い
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コストアップ、みたいな。
いろんな産業の工場でも同じようなことが起こっているけど、輸送に「絶対に」必要なボトルネックとして高いコンテナレンタル料金が末端価格にのしかかってる、っていう話。
製品だけじゃなくて、原料も結局コンテナで輸送するのでコンテナの増産?が落ち着くか、
米国のコロナ対策に目処がたって労働者が市場に戻ってくるまではじりじりと値上げが続くみたいですね。
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