この作品で最高だったのは
「キューバの女子諜報部員」
でした。
ボンドと初対面
ボンドが合言葉を言っても反応なし
「合言葉忘れちゃった。私訓練して三週間目なの」(吹替版は水樹奈々でキュート割増です)
おお、ドジっ娘降臨か
と思わせておいて
豪快に暴れまくって任務達成
ボンドに
「ホントに三週間目かよ」
と言わしめ
「私はここまで」
と素敵に退場。
今は死後である「かわい子ちゃん」をしっかり体現。
というか
「かわい子ちゃん」という言葉が使われていた頃
それは
「007」が優雅で楽しいアクション映画だった頃であり
そんなあの頃の気分を
男尊女卑をしっかり抜いて再現。
それは
「ダニエル=ボンド」が切り捨てて来た部分を愛する者への
さはやかな気配りなのでしょう。
ゆえに
TV放映で短縮されるときは
このシーンに真っ先に手が入ることが予測されます。
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