秋の味覚

最近すっかり秋らしくなりました。気温が高い日もありますが、湿度が低いので快適です。朝晩はかなり涼しくなり、熱燗がさらに美味しい時期です。

秋は食べ物も美味しいです。この時期は例年ならサンマですが、昨年同様に不漁のようです。それでも先日、初物のサンマをいただきました。価格は倍くらいでしたが、昨年に比べると大きさもまずまずで脂がそこそこのっています。一緒にいただくのは、宮城県の名物の芋煮、宮城県の芋煮は味噌ベースで豚肉を使うので豚汁とあまり変わりませんが、この時期にいただく旬の味です。

果物では梨。宮城県では利府が梨の生産地で、この町に住んでいた新入社員の頃、この時期になるとせっせと実家に送っていました。
最近は幸水に代表されるような甘い梨が好まれる傾向がありますが、私が好きなのは長十郎というあまり甘くなくゴツゴツした食感の梨です、今では作る農家が少なくなっているようですが、先週近所の産直のお店で見つけ、買い求めました。お店の方によると、昔ながらのこの梨のファンは結構いるとのことです。

パンにも旬があります。県内のパン屋ひとつぶ堂に先月行きましたが、毎月のおまかせ定期便を注文して、第一号が昨日届きました。生食パンとは真逆のざらざらした美味しい食パンなどが入っていて小躍りしましたが、その中にチーズ・いちじくパンがありました。この時期旬のいちじくを使い、甘さ控えめでパンととても合います。来月はどんなパンが届くでしょうか。


写真はサンマ、芋煮、クラシックビール！