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2021年10月01日10:56

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続・忘れられない音がしたギターアンプのお話し

というワケで前回の続きになりますわ。

その3.
Soldano SLO-100 ヘッド
ヴァンヘイレンさん、クラプトンさん等を筆頭に名立たるギタリストたちがこぞって使用した凄いヘッド。 ギュっと身の詰まった実にジューシーにしてスムースなODトーンに私は一発でノックアウトされた。
まぁ私が単純にして典型的なロック小僧だったのももちろんそうではあるが、だからといって単純によく歪めば良いアンプだと思っていたわけでもない。
実際にこのアンプの音はスタジオミュージシャンやプロのサポートギタリストといった方々にODトーンのみならず、クランチトーンの活かし方等、ギターサウンドの音作りをこのヘッドで学ばせてもらったこともある。
ハイゲインCHでクランチトーンを作ったり、逆にクリーンCHを強いゲインにしたり、そんなセッティングの仕方もそうだが、良いアンプって本当につなぐギターの個性がちゃんとしっかり分かるモンだと強力に実感した。
そんな中で決定的だったのがたまたま仕事で中野サンプラザのオールマン・ブラザース・バンドのライヴに行かせてもらう機会に恵まれた。
チケットは前から4列目の最高な座席。そこで私はウォーレン・ヘインズさんのレスポールの音に超ウットリ。
もちろん P.A.はあるが前から4列目だとアンプからの音がしっかり聴こえていることにも感動。 ギターサウンドのバンド内でのバランスの良さ、音ヌケの良さといったものをこのライヴで実感したわけです。
ハイゲインなトーンを多用するギタリストばかりでなく様々なジャンルのギタリストに好まれている点はこのアンプの懐の深さ広さといえる。
単なるハイゲインアンプではなく、特にこのクランチトーンをギタリストたちがどの様に使いこなしているのかが聴く側としてはポイントか???
プロギタリストの前で生意気にも試奏させてもらったら、良いギターと良いアンプで最低な音を出しちゃダメだよ〜。って言われたことが何度か。。。。。
やっぱり私はギターは合ってないな。
ともあれ、6L6出力管をパワーアップした 5881管4本というこのヘッドは今だに凄いと思っております。

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