mixiユーザー(id:288322)
2021年09月30日22:29
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立ち位置
という本を読みました。タイトルから思いつく本書の内容は、”ボヘ”(楽曲のほう)の、難解な歌詞の意味とは???ってコト。この手の類推は、知的な遊びとしては、とてもオモシロいと思います。ただし、あくまで当事者による告白ではないので、そこで語られる解釈からは、できる限り距離を置きたいところです。また、執拗に真実を追いかけまわして、正解を知りたいとも思いません。この作品を聴いて、各々の中に生まれたモノが、それぞれの答えでいいじゃないですか。
この書籍も基本的には、上記スタンスでハナシが進んでいきます。ただ、この著者は、”ボヘ”(楽曲のほう)の内容は、フレディのセクシャリティのカミングアウトなんだよ。って説が、誰から出てきたのかドコから出てきたのか。そして、果たしてそれは、善意なのか、それとも悪意からなのか。というさらに深いレベルまで踏み込もうとしてるんです。儂には、そこまでの発想はないもんですから、なかなか新鮮な切り口だとカンジました。もちろん、その問いの答えの正解も、わからないまままなんだけど・・・。
さらに、楽曲だけでなく、映画のほうにもハナシを広げていきます。、映画は、事実を単純化したり、順番替えたり、いろいろやってるんですが、それってどうなのって内容です。著者は、これはフレディを伝説にするための作業だとしています。しかも、フレディに最も近い、ブライアンとロジャーが関わってんだから、それほど問題ないんじゃないのってカンジでした。でも、ある意味まじめなフレディファンの中には、そういう点が気に入らないヒトも多々いらっしゃるんでしょうね。儂の職場にも、ラミ・マレック全然似てないじゃん!!!のひと言で、バッサリ切って捨てるヒトもいましたし。
儂としては、ま事実がベースとはいえ、所詮映画ですから、(←ホメ言葉です)そんなに目くじら立てるほどでもないのでは思います。伝説云々については、儂はそこまで思い入れがないからなのか、よくわかんないですし。
そんなコトよりも儂がいいね！したいのは、例えば、わざわざ架空の音楽プロデューサーを出してきて、そのヒトに「若者が車で頭をガンガン振る曲ではない」って言わせるトコ。ただし、言わされてるのがマイク・マイヤーズだってのがキモになってるコト。何が何だかわからないヒトもいるでしょうけど、儂はちょっとだけSNLの洗礼も受けてるので、ついニヤりとさせられました。
コレって、ありていに言えばウソだけど、シャレが効いてるいいシーンだと思います。別にいいでしょ。問題ないっしょ。なにしろ、エンタメですから。ってのが、やっぱり5�爛椒忰瓩倫�の立ち位置です。この映画に関しては。ね。
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