私は子供の頃、虫の命をも貴ぶように幼稚園で洗脳されていたので、虫とは仲良くならなければ。と、思って、様々な虫を探しては虫かごに入れて仲良くしようとして、死なせていた。
まだ自分生まれたてなので、何と仲良くしたらいいか、悪いかと言うのがいまいちわからなかったが、毛のある幼虫は毒があるから触ってはならぬ。と言われた記憶がある。
私が子供の頃は、まだポケモンがいなかったので、私たちの狩人欲求は、その辺のフィールドによって満たされていた。
うちはまごうことなき田舎なのだが、幸い毒虫が少なかった。
ムカデだのなんだのががっつり出る地区だったら、又全然反応が違っていたようにおもう。
私の子供の時代は、ポケモンが誕生していたので、うちの人は虫取りをするタイプではなかったが、それでも同期の人たちは、首都圏の限られた自然の中で虫や水路のザリガニだかエビ(多分人工的に誰かが放流したやつ)狩っていた強者も結構見かけた。
住んでいたアパートは、商店街にほど近く、Gも良く出現したが、蝉が夜に開けっ放しの玄関から急に飛び込んでくる恐ろしい環境だった。うちの人は、虫はあまり興味がなかったようだった。私の実家はまごうことなき田舎だったが、カブトムシが近所にいるような環境ではなかったので、爺さんが、孫のためにカブトムシを飼ってやったりしていた。興味を持っていたかどうかは定かではない。
虫取りに連れていったこともあるのだが、あんまり乗りきじゃないみたいで、バッタとか家に入ってくるとキャーキャー言っていたので、大丈夫かなあと思っていた。
ところが、大きくなってから、夏に田舎に一人で行かせてたら、部屋に入ってきたキリギリスかなんかを、黙って捕まえて外に出してやってたよ。と言う話を私の親から聞いた。
うちの人がどうやって虫に強くなったのか謎だ。
あと、記事を見てて思ったのだが、首都圏は虫が少ないから虫嫌いみたいな短絡的な分析はあっているのだろうか?なんとなく納得してしまいそうな理由だが、私はどうも納得がいかない。この記事は雑過ぎる気がする。
あと、なんだか虫嫌いは悪いみたいな感じに読み取れたのだが、ちょっと知識があって邪悪な人間は、チ〇コを見せに来る変態オヤジのように、ほらほら、可愛いだろう見たいな感じでハラスメントしてきたりするが、なぜ全員が虫を好きにならなければならないのだろうか?
殺さなくてもいいというか、殺しちゃダメな虫はなんなのか、殺虫剤について環境に及ぼす知識を持てとか、そういった啓蒙ならわかるけど。
それに、虫のことを知れば好きになる筈って言うのは科学的でもなんでもない。
植物を愛して育てている人は虫をよく見ているのに、殺意を持って虫と戦っている。
感情と言えば感情だが、自分が育ててるカワイイ植物ちゃんを食われて喜ばないのが正しい反応か?違うでしょ?
なんだかホントこの記事には納得がいかない。
“過剰なまでの虫嫌い”増加の理由は「感情の誤反応」…東大院が分析
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=145&from=diary&id=6675296
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