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2021年09月21日07:26

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千川〜小竹向原&富士見台散策

昨日は千川〜小竹向原付近と富士見台に所用で出かけていました。
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日大板橋病院の近くに丸屋根の建物があり、これは大谷口配水塔です。2005年までは戦前の配水塔が残っていたことで知られていますが取り壊されてしまい、その後ほぼ同じデザインで配水塔が新築されました。
ここは目の前にバス停があるのですが、その名もズバリそのまま「水道タンク前」です。
昔の配水塔があった頃はあいにく知らないのですが、この通りを南下していくと同様に丸屋根の野方配水塔があり、こちらは古い建物のまま今も残っています。
その後はこの近くの西光寺に立ち寄りました。
落ち着いた雰囲気の寺で、門には旧字体の町名プレートが残っているのも印象的です。
境内には六地蔵や馬頭観音があったほか、ウサギの石像も鎮座していましたが、これが何か由緒あるものなのかは不明です。
その後は小竹向原駅方面に進むと、途中の上板橋第二中学校工事現場(旧・向原中学校)付近で急に下り坂になって谷底を再び上がる意味深な地形の場所を発見。谷底に細道があるのではと思い近づいてみたら、やはりかつての川跡ではと思われる細道がありました。
ちなみにここが大谷口と向原の境界なのではと思ったら微妙にずれていて、この川跡の両側とも向原で1本隣の道路が町境になっています。
この細道は100mくらいで終わっているのですが、その先のコーシャハイム向原の向こう側には、下流は石神井川、上流は江古田方面まで延々と続く「エンガ堀緑道」があり、時間の都合で全部は歩けなかったのですが、取り敢えず小竹向原駅まではここを歩いてみました。
エンガ堀とは変わった名前ですが、元々は江川という名前だったらしいです。主な水源は千川上水の漏水で、練馬区栄町にある浅間神社・江古田斎場付近の湧水も水源になっている川とのことですが、現在は完全に暗渠化されています。中学校前の短い細道はおそらくこの支流の一つでしょうね。
そして小竹向原駅に到着。この駅は池袋方面からの有楽町線と副都心線が合流し、さらに和光市方面と西武線方面に分かれるという交通の接点であるため非常に複雑な配線になっているのですが、地形の関係で地上の要町通りも両方向にトンネルがあるという面白い場所です。
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そして、駅前の洋菓子店には「小竹向原トンネルロール」というロールケーキが売っていて、抹茶、バニラ、苺、チョコ、季節限定の味など色々な種類があるようですが今回は買っていません。これはぜひとも甘いものが○○な某所の篠田麻里子とMay J.を合わせたみたいな人か、某劇団の篠田麻里子と玄理を合わせたみたいな人にも差し入れしたくなります。
その後は西武有楽町線・池袋線で富士見台に移動。
昼過ぎになったので富士見台で昼食にし、西武沿線には特に多いぎょうざの満洲に久々に入りました。
色々なメニューがありましたが、期間限定のエビ入り秘伝豆チャーハン+餃子セットを注文。
このエビ入り秘伝豆チャーハン、メニュー写真だと大きめの海老が上に乗っているのですが、出てきたチャーハンを食べ始めるも海老が見つからず一瞬まさか入れ忘れたのではと疑いそうになりましたが、中に小さめのものがきちんと入っていましたね。確かにエビ入りというのに偽りはなかったし、味も値段を考えれば十分納得のいくものでしたが、メニュー写真との落差の激しさが少々気になるところです。
食後は駅の北側を歩いたところ小さな商店街があり、ここが下り坂になっているのでそのまま下りていくと、いかにも暗渠な道を発見。しばらく歩いて行くと練馬区立貫井川緑地と書かれた緑地が見えてきて、ここは貫井川の暗渠だと分かりました。
花壇とフェンスに囲まれていてどこにも入口がないのですが、このあたりには昔「貫井池」という池があったようで、1947年(昭和22年)の航空写真だとこの辺に湿地らしきものが写っているそうです。もしかしたら今でも湿地なのでしょうか?
そしてこの貫井池が貫井川の名前の由来となった池で、この地の住民が水不足で苦しんでいた時に、弘法大師が訪れて杖で地面を叩くと、そこから水が湧き出てきたという伝承が残っているそうです。
また、暗渠の道はこの先の貫井中学校の角のところで左(下流方向)に90度曲がっていますが、一方で曲がり角の右方向にも暗渠のような細道があって、そちらは支流のようです。
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これを上流方向進んでみると小さな神社があり、これは「秋葉三尺坊大権現」だそうです。
秋葉山(静岡県浜松市)の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神で火除けの神とも言われているそうで、信仰が全国的に拡大したのは江戸時代だそうですが、ここに建立されたのはさらに後の1969年(昭和44年)とのことで、寺社仏閣にしては新しい部類ですね。
その後は駅の南側に行ったところ駐在所を発見。これは上鷺宮駐在所で、23区内で駐在所は珍しいのかと思ったらどうもそうでもないようで、調べたら意外と多くあるようですね。ちなみにこの辺は閑静な住宅街ですが、家1軒1軒がやたら広く、中野区を代表する高級住宅街であることが分かりました。
また、この駐在所のそばに全幅1.7m制限の標識が立つ道路を発見。
全幅1.7mということは乗用車でいう5ナンバーサイズの上限で、そんなに狭い道路でもないのに何故そういう看板が存在するのかが不思議でしたが、どうやら有名無実化しているようで速度制限の標識は新しいけどこちらは色褪せているし、それ以前にこの道沿いの家のガレージにも5ナンバーの車はほとんどいませんでしたね。
ただ、そういう標識がここに立っている時点でれっきとした違反なので、警察の態度がタリバンの如く豹変して原理主義者的に法律を厳格なまでに順守して運用した途端にこの道沿いのガレージに3ナンバー車を止めている人は全員捕まってしまいます。もっとも、十分広い道なのに全幅1.7m制限という明らかに取り締まる必要性がないおかしな制限は、住民なり通行者が「こんなの無効だ」と訴えればすぐに見直されて標識も撤去されることになるだろうと思いますが。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/10746871.html
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