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2021年09月13日16:55

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八代弁護士の反民主主義的体質

八代弁護士が生謝罪「言葉に責任持っていく」共産党めぐる発言 党側は注文
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6665432

>私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたものでした

違う。

彼が言ったのは「党の要綱として廃止していない」というものである。つまり党の「綱領」に記載があるかどうかという単純事実についての指摘だ。彼は共産党が自ら暴力革命を標榜・主張していると指摘したに等しい。

他方、政府の閣議決定(昨年の203回臨時国会で鈴木宗男議員の出した質問主意書への答弁)で示されているのは、あくまでも「暴力革命の方針に変更はないものと認識している」という内容で、「綱領にそう書いてある」という単純事実を示しているわけではない。

つまり政府も共産党がそう主張しているとまでは言っていないのである。八代氏の発言は「政府見解に基づい」ていない。

だいたい、政府がそう認識しているということと、共産党が主体的に綱領でそう主張していることとは、全く次元の違う問題だ。八代弁護士は共産党の主張を捻じ曲げたことへの謝罪として、今度は政府の見解まで捻じ曲げてしまったわけで、さすがに弁護士として果たしてそれは。

こんな理屈がまかり通ったら、政府がそう「認識」すれば本人がそう「主張」していることになってしまう。

これこそまさにソビエトのNKVDや日本の特高が採用した、主観的認識を客観事実に優先させる、冤罪の論理そのものである。

八代弁護士の今回の弁解は、残念ながら彼の極めて危うい反民主主義的体質を証明するだけで終わったと言えそうだ。
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