第47作「平城山を越えた女」（2013年）
※BSフジ
浅見光彦にエバタン（2020年06月30日）
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エバタンは新薬師寺の堂守。
浅見光彦（中村俊介）は取材先の京都で
編集者の阿部美果（遊井亮子）と知りあう。
仏像巡りが趣味の美果に、
盗まれたまま行方不明の「香薬師」があった新薬師寺に連れて行ってもらう。
奈良には2つの薬師寺があり、この新薬師寺の新は新しいの意味ではなく
霊験あらたかを意味するものだそうだ。
その霊験あらたかな新薬師寺の堂守がエバタン！
空の厨子に手を合わせる2人。
その後、2人はホトケ谷で女性の転落死現場に遭遇する。
女は野平繁子。行方不明となって父親が探し回っていた女だ。
しかし、京都で光彦に声をかけてきた父親と野平繁子の父親は
全くの別人であった。これはどういうことだ！？！？
美果は一人で新薬師寺に赴く。
「おはようございます」
白い手袋をはめて竹箒で外を掃いているエバタンに声をかける。
エバ「あっああおはようさん」
美果「この女性なんですが、ご存じかどうかと」
女の写真を見せる。
エバ「あっ、ああああ空っぽのお厨子さんの前でじーっと立ってはりました。
あんさんと同じように、もうなんべんも訪れて、ここに、こうしておりました」
美果とエバタンは2人でか空の厨子の前に立つ。
美果「香薬師さんのへの思いが、どれほど深いものだったか」
エバ「どこでどうしておるのか。
ワシの目の黒いうちに戻ってきてきはるとええんやがなぁ」
エバタンは空の厨子に手を合わせると美果にお辞儀をして戻っていく。
残った美果も手を合わせる。
すると横から男が声をかけてきた。
男「香薬師さんに会わせてあげましょうか？」
美果は会えるなら会いたいと言うと
男は5時に夕日地蔵の前にいろ。誰かを迎えに行かす。
この事は誰にも言うな、と言って去って行った。
美果が夕日地蔵の前で待っていると（昨日とは別の）男がやってくる。
「あの、香薬師様はどこに？」
男は無言で美果の腕を掴むと車に乗せようとした。
逃げる美果。男達が追ってくる。
必死に走る。途中後ろを振り向く。
男達は追ってこない。
肩を叩かれる。振り向くと浅見光彦。
翌日、光彦と美果は新薬師寺に行く。
白い手袋をはめて竹箒で外を掃いているエバタンに話しかける。
美果「あのー昨日の男の人なんですけど」
エバ「うん、あぅ・・」
美果「お厨子の前で私に話しかけてきた40年配の男の方なんですけれど」
エバ「それやったら叡文堂さんですわ」
美果「叡文堂といいますと？」
エバ「古美術商です。確かぁ、あそこにいてる初谷さん〜やったと。。」
エバタンの出番終了。
叡文堂に出向く2人。
店主の鶴田忍に初谷は辞めたと聞かされる。
この拉致の件、回収してない？
他にもモヤッとする場面があるので原作を買った。
まだ読んでないけど。
内容が少し違うらしい。
古谷一行の「1993年版三つ首塔」ぐらい違ったら面白いケド。
（2021年5月15日）
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