文字通りの求心力ゼロで体裁を整えての退陣

■菅首相「コロナ対策と選挙活動、両立できない」　総裁選不出馬を語る
(朝日新聞デジタル - 09月03日 13:34)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6653718

ものすごく強気だった総裁選に、急展開の不出馬！ビックリ！

敵の手だったのを、恥を顧みず、情に背いて二階氏解任までしたのに。この超逆風に物凄い闘志で感心さえしてしまったのに。

で、ひとつとても腑に落ちた報道が『幹事長人事を小泉進次郎に打診も断られる』。

この情報、広まってないから真偽の程は怪しいですが、核心を突いていると思う。

有力どころに打診し続けるも、誰一人として引き受けてくれなかったのではないか。
順番は定かでないが、それこそポエム進次郎にもです。（←涙会見の茶番具合が不愉快にまで落ちる。）
支える議員が誰一人いないという、文字通りの求心力ゼロ。

幹事長不在で政権運営など不可だから、不出馬となったのではないか。
二階幹事長解任が自らの前に進む道を消したという結果。政局を読む力もなかった。
それを『コロナ対策と選挙活動、両立できない』と見透かされた体裁を整える彼らしい退陣です。

コロナ対策において『のみ』の菅総理の自分の評価は『誰が総理でもそう結果は変わっていない』で、世間で叩かれているほどの酷評はしませんし、不憫とも感じますが、だからといって好評価をするということは間違っても絶対にないです。