偽ウルトラマン工場が摘発される

中国・広東省の「偽ウルトラマン工場」摘発 オフ会で発覚
https://news.livedoor.com/topics/detail/20805643/

「偽ウルトラマン工場」という見出しを見た時点で敵組織のアジトみたいなもの、要するに素人が乗り込んだところでどうにもできる相手ではなさそうなヤバい輩を連想してしまいましたが、この容疑者のやっていることは確かに近いものがありますね。
インターネットで商品を購入した上海市に住む男性がネット上の友人たちと「オフ会」にフィギュアを持って参加したところ、そこで「接着が甘い。関節も回らない。偽物だ」とバレて通報され、見事に御用となったということです。
それにしても、よくそんなヤバい相手を通報できましたね。実質的に偽物工場に乗り込んで潰したに近いもので、その勇気は評価したいけど、相手がマフィア絡みのような反社会的勢力だったら洒落にならない事態に巻き込まれていたのではないでしょうか。容疑者一味は特撮の敵組織並みにヤバいというかリアルにヤバい相手という可能性もありそうです。
それに、容疑者が摘発されて刑罰を受けるにしろ受けないにしろ釈放されて放たれた時点で、通報者の身に危険が及んだりとかは大丈夫なのでしょうか？
あと、今まで著作権などないに等しく、パチモンの流通に関して事実上無法地帯だった中国も、ようやくこうやってきちんと対処するようになったのですね。先進諸国に比べたらまだまだな点は多いのかもしれませんが、一応は著作権に関する考え方がきちんと改善されつつあると評価してもいいのでしょうか？