香川県善通寺市には善通寺以外の四国八十八箇所のお寺が他にも四箇所あり、四国八十八箇所の密集地帯となっている。 その中の出釈迦寺は弘法大師が子供の頃に身投げした時にお釈迦様が出現して弘法大師を救ったと言う伝説のあるお寺である。
いつもの駐車場からお寺に通じている石段を登ろうとしたら山門が工事中で裏口から入れとの看板が立っていた。
こんな所から境内に入る。
手水場...やはり水は出ていない。
工事中の山門...当分こちらから入れそうもない。
出釈迦寺の境内...四国八十八箇所最大ののお寺の善通寺の何分の一の広さしか無いが、本堂と大師堂はちゃんとある。
本堂
大師堂
本堂と大師堂を参拝すれば四国八十八箇所のお勤めは終わりだが出釈迦寺にはもう一つのお堂の地蔵堂が鎮座している。 一応南無地蔵菩薩とご真言の「オンカカカビサンマエイソワカ」を三回唱えて納め札を納める。
地蔵堂の横に弘法大師像が立っている。
参拝後に境内の奥に鐘楼を発見した。 四国八十八箇所巡礼のお遍路の仕来りでは参拝前に鐘を撞く事になっているが、最初に目立つ所に鐘楼があるとは限らず後で発見する事がよくある。
仕来りを無視して鐘を撞く。(仏罰必至)
鐘楼前に石碑がある。 四国八十八箇所を150回も回るとお寺の一角にそれを顕彰する石碑を建立する事が出来るのか
まぁこの寺に多額の寄進をする事になるのだろうが...。
鐘楼から境内を見下ろす。
鐘楼のすぐ横の我拝師山を望む場所に出釈迦寺の奥之院の捨身ヶ嶽禅定の遥拝所がある。
望遠レンズで捨身ヶ嶽禅定を撮影する。
捨身ヶ嶽禅定の由緒書き
鐘楼のすぐ下の地蔵堂の裏に小さなお社がある。
久延毘古社と言う小さなお社だった。 お寺の鎮守社と言うには小さ過ぎるただの境内社。
参拝を終えて納経所で御朱印(納経印)を貰う。 三回目の重ね印。
以前は無かった久延毘古社の御朱印も拝受する。
この日は天候が良くなかったので奥の院まで行くのを控えたが以前天気の良い時に奥之院の捨身ヶ嶽禅定の御朱印も拝受している。 天気が良ければ眺めも良いし快適なハイキングだ。
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