身体(自分）は誰のものか？　昭和ボイン考

みなさん
嘆きのボインって言う歌がありますがご存知でしょうか？


月亭可朝

歌詞
https://www.uta-net.com/song/33694/


ボインは赤ちゃんが吸うためにあるんやで〜から始まるあの歌です。


まぁ今読み返したら男目線で、もう滅びた昭和のジェンダー感丸出しで、セクハラ含んどるなって感じで、苦々しく思う部分もあるのではと思いますが。


今でもこの手の歌ってあるんですかね？




で、女のからだというか、オンナって言うのは、どうも搾取されるようにできてるな、（男もある意味経済搾取されてるところありますけど）と思うんですが、やっぱり人間として最初に子どもの餌になってるところが、元なんちゃうんか。と私は常々思っていました。

乳を与えられる子ども、が、そのまま大きくなって、お母さんからごはんを貰うみたいなイメージね。


女が料理作って男に食べさせるみたいな図式は、ここに原因があるのでは。


つまり、オンナは俺の飯を作るものって考えている人間は、乳離れできない赤子と同じ。
と、考えて間違いないです。


ちなみに、うちは、父親もご飯を作っていました。気が短いので、待ってるのがイヤで自分で作ると言っていましたが。


ボインは好きだったようですがね。


義理の父も自分でご飯ぐらい作れる人だったですが、義理の母親が台所を仕切っていることを一応立てているような仕組みになっていました。

義理の母は※コインちゃんだったので（歌詞参照）料理がボインであり彼女のアイデンティティーだったのではないかと、ちょっとセクハラ発言になりますが、そのように私は考えています。

まぁ、息子が私のボインにかっさらわれたみたいなこと私言われたことがありますから。
おあいこです。


例えそれが事実であっても、私の前で口に出すなよ笑


私にも子どもがおるのですが、子がまだ子供だった頃、私のやることなすことに干渉してきて、髪の毛を切るって言うと大暴れされたことがあったのですが、お母さんの体はお母さんのもんや！と、大人気なく怒鳴りつけたことがあります。

まぁ、その前に乳首髪切られそうだったから、乳離れさせましたが。


オッサンのくせに、女のからだについて語りたがる輩ってのの大部分は、乳離れしてないんちゃうんけ。

と、疑っています。


産婦人科は女性の先生がイイって女性はみんな言ってます。
それこそ、上げ底の乳みたいに点数下駄はかせてもらった医者なんか要らんやろ。


って感じですね。



ところで、なんかこの手のギャグ？って恐ろしくオッサン目線ですよね。
こういうのが流通していて、オンナも笑わなあかんと思って笑ってきたんやないかと思うんです。

フェミニズムのエライ女性学者さんみたいなのが、こういうのをよしとしたかどうかわかりませんけど、なんかそういう通奏低音※わからん人はググってください。

みたいにいつもバックグラウンドになり続けてる男性目線の何かを吸収したまま権力機構にのし上がっていて、自分が立ち位置にいて、何をどうしなければならないのか見失うことってあると思うんですよね。


私は、いわゆるフェミニストの語る、同じ女って言う言葉がどうも信用できない。
と、思って来ましたけど、権力機構の中に入ってる女とそうでない女とでは眼差しが全く違うと思っていました。

まぁ、男資本権力構造に汚染されたアカデミズムにどっぷりおまんまを食べさせてもらってる女性研究者がダメでも、在野のフェミニズムが研ぎ澄まされてくることを期待します。


あと、滅びた昭和のジェンダー感って書きましたけど、たぶんここまであからさまに出てこなかったとしても、何か別のものが今もいるんでしょうね。


私はテレビ見ないのでわかりませんが。



ちなみに男女関係ないですが、新型コロナは老人とか疾患のある人しか重症化しないので、自分には関係ない。淘汰されたらいい。みたいな考えも、この他人の体を勝手にどうにかしてもいいって考えるところとつながっていると私はみています。


胸に手を当ててよく考えてみてください。


誰かの存在は、あなたの餌ではありませんよ。
自立してください。