三重県伊勢市出身の詩人・竹内浩三の生誕１００年で動画公開

竹内浩三生誕100年記念事業実行委員会
https://www.youtube.com/channel/UCfE05a8wWeCD7ky0eKzTmUQ

三重県伊勢市出身の詩人・竹内浩三の生誕１００年で動画公開
08月18日　19時42分
NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20210818/3070006129.html
太平洋戦争で若くして戦死した今の三重県伊勢市出身の詩人、竹内浩三の生誕からことしで１００年になり、地元の団体では新型コロナウイルスの影響で記念行事が開けなかった代わりに、詩の朗読などを撮影した動画を公開しました。

今の伊勢市出身の竹内浩三は、太平洋戦争で２３歳の若さで戦死しましたが、戦後に刊行された詩集「愚の旗」が脚光を浴びた詩人で、今年５月に生誕１００年を迎えました。

地元の企業などで作る実行委員会が、記念行事を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で延期となった代わりに、竹内の詩を地元の人たちが朗読する様子などの動画、合わせて１８本をＹｏｕＴｕｂｅに公開しました。

このうち「宇治橋」は、伊勢神宮の式年遷宮の際にかけかえられる「宇治橋」を妻や子とともに渡り初めしたいという内容の詩で、戦死を覚悟した竹内の痛切な思いを地元の女性が心を込めて伝えています。

実行委員会では「記念行事ができず残念ですが多くの人に動画を見てもらい竹内浩三を知ってもらいたい」としています。