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2021年08月13日07:58

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これはナチの思想そのものである

メンタリストDaiGo、生活保護受給者や路上生活者へ差別発言で物議醸す
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6627503

炎上後の弁明では、謝罪するつもりがないとの考えを示したそうである。

確かに、謝罪は必要ない。むしろそんなもので済まされてはいけない。

大切なことはDaiGo氏の謝罪ではなく、彼のものの考え方・価値観を社会の多数の人間が軽侮し嫌悪し批判することだ。

彼個人がどんな価値観で生きるかなど些末なことで、こうした価値観が影響力を持ったり、同調者を集めたりすることが危険なのだ。

はっきり言って彼の「生活保護の人に食わせる金があるんだったら猫を救って欲しい」とか「生活保護の人生きてても僕は別に得しない」という発想はナチの発想である。

参考までにナチのバイブルである『我が闘争』からいくつか引用してみよう。全て角川文庫の上巻からの引用だ。

「(ユダヤ人は)他民族の体内に住む寄生虫に過ぎない」

「彼らは典型的な寄生虫であり続ける。つまり悪性なバチルスと同じように、好ましい母体が引き寄せられさえすればますます広がってゆく寄生動物なのである」

「より適切にいえば良心のとがめをもたないユダヤ人は、つねに搾取されている臣民から新しい富を絞り出し、いやはぎ取ることをわきまえている」

DaiGo氏の生活保護の人に「食わせる」とか、「生きてても僕は別に得しない」とかいった表現からは、上記ヒトラーのような自分たちが「生活保護の人」に寄生されているという、ある種の被害者感情を持っていることがうかがえる。

DaiGo氏は言う

「もともと人間は自分たちの群れにそぐわない、社会にそぐわない、群れ全体の利益にそぐわない人間を処刑して生きてるんですよ」

ヒトラーは言う

「われわれが闘争すべき目的は、わが人種、わが民族の存立と増殖の確保、民族の子らの扶養、血の純潔の維持、祖国の自由と独立であり・・・」

DaiGo氏は「人間は」という主語で語っているが、まあ少なくともヒトラーは「群れ全体の利益にそぐわない」と判定した人間を「処刑して生き」たことは厳たる歴史事実である。

ヒトラーにとっては「寄生虫」たるユダヤ人は「わが人種、わが民族の存立と増殖の確保、民族の子らの扶養、血の純潔の維持」の妨げであったから、「闘争すべき」対象だったのだ。
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