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2021年08月05日23:47

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湯布院映画祭、延期……。

■国内、連日最多の1万5263人=東京も初の5000人超―新型コロナ
(時事通信社 - 08月05日 16:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6618784

 今日、透析中に、院長が各病床を廻って、二人目のコロナ患者が出たことを報告してきた。夜の患者さんで、通院の曜日も違っているので、私たちとの接触はない。PCR検査などの必要はないが、何か体調不良などの異常があれば、すぐに連絡してほしいということだった。
 感染経路はやっぱり「不明」ということだが、おそらくは職場感染だろうという話。相変わらず飲食店と酒が悪者扱いされているが、もう、いつどこで感染するか分からないってのがデフォなんだろう。必要至急の外出だって危険なんだよ。
 看護師さんが「外出は避けてくださいね」と仰るので、「月末、旅行の予定を入れてるんですが」と言ったら、「とちらへですか?」。「由布院です」。「やめてください。ぜひ」。「もう、宿も取っちゃってるんですけど!」。

 これまで、補償無しの自粛要請なんてふざけんなと反発する感想ばかり呟いてきたが、さすがに増加の一途を辿っている感染拡大には、一抹の不安を抱かざるを得なかった。
 すると、夕方になって、突然の電話。
 「湯布院映画祭の事務局の者です。昨今のコロナ禍に鑑みまして、もうこれはちょっと実施は無理だろうということになりまして……」。
 足下がガラガラと崩れて奈落の底に落ちていったような(現実に落ちて死にかけたことがあるので、またそんな目に遭うのはごめんなのだが)。
 由布市は確か殆ど感染者を出してないはずなのに、と思ったが、何と言っても全国各地から県境を越えて参加する観客が多いイベントである。ゲストの皆さんとくっちゃべることが楽しみで来ているという人も少なくあるまい。はっきり言えば周りの迷惑考えないで大声出す人ばっかりだからね。新しい会場がどれだけ換気がいいのかは分からないけれども、地方の公民館みたいなものだろうし、感染対策を充分に取ったとしても、危険度は決して低くはないと考えるのが妥当だろう。
 昨年も入退場時の誘導はかなりいい加減だった。ロビーはゲストとお喋りしようと待ち構えた客の群れで完全に密になっていた。今年の感染対策はどうなってるのか、事務局宛にメールを送ってたんだけど、まるで音沙汰がなかった。なんとなれば、中止の協議をしてたからだったんだなあ。

 ただ、事務局の意向としては、完全に中止ということではなく、できれば延期して開催はしたいとのこと。でも、メイン企画の原田美枝子さん特集については、来年に持ち越し、と言うから、実質、今年は中止ってことだ。恒例の新作上映、これだけは何とか11月末にやれないものか、調整中、ということだ。
 しかし、公開前の新作お披露目上映が目玉だったのに、3ヶ月先では、予定されていた殆どの新作が公開済みになってはいないか。通常公開なら、各種割引きで安く見られるものだし、前売り料金でも1,800円という値段は、映画祭料金としては決して安くはないのである。夏休みを外せば、休暇を取りにくいお客さんも多いだろうし、集客はますます見込めなくなるのではないか。
 本当に、完全中止になっちゃわないかなあ、湯布院映画祭。

 もう、この一年半で、数え切れない数のイベントが、延期や中止を余儀なくされてきた。いったん中止になったら、再開は相当困難だということも、縷々語ってきたのだが、いち一般人の声など、どこぞに届くはずもない。
 いや、そうした声は決して小さくはなく、多くの人が自粛政策の限界を訴え、各種イベントの開催を模索してきたのだ。コミケだって再開を告知した矢先だったのに。
 行政の対策なんて、全然ザルだったのに、ペナルティだけ国民に押しつけるってわけ? 相変わらず飲食店への休業要請だけで、人流を止める手立ては何一つ考えつかず、病床確保のためのインフラ整備も手つかず、外国人をバンバン国内に入れるオリンピックだけは実施しますって、どうしてこんなふざけた政策に、唯々諾々と従ってやらなきゃいけないのか。

 泣いても怒っても仕方がない。
 また新しいスケジュールが発表されたら、映画祭参加を考えるけれども、現状では時期的にも予算的にも望み薄だ。
 既に予約を取っていた宿と高速バスはキャンセルした。時期が早かったので、キャンセル料が発生しなかったのがせめてもの幸い。でも汗と涙と溜息しか出ないんだよ……。

●湯布院映画祭/大分市
http://www.oct-net.ne.jp/yufuin-c/
> 第46回湯布院映画祭延期について
> 全国的な新型コロナウィルスの感染拡大により夏の第46回湯布院映画祭を秋に延期し、期間を短縮して実施します。日程は下記のとおりです。すでにチケットを予約された方には、大変ご迷惑をお掛けしますがご理解をお願いします。
> 1 原田美枝子特集は約1年後の2022年夏の第47回湯布院映画祭にて再度特集を組む予定
> 2 上映予定の「サマーフィルムにのって」「お茶をつぐ」「ミスりんご」「愛のまなざしを」「かば」の特別上映作品、特別試写作品は2021年11月20日(土)、21日(日)
に新作だけの第46回湯布院映画祭として上映する予定
> ※11月20日からの湯布院映画祭の上映作品、ゲスト、チケットの発売方法などが決まりましたら再度本ホームページにてお知らせします。
> ※開催場所はゆふいんラックホールで変更はありません。

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