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2021年07月29日19:40

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フランソワーズ・アルヌール

今月フランスの女優フランソワーズ・アルヌールが亡くなりました。
1950年代を中心に活躍した方で、とても魅力的な女優でした。
『ヘッドライト』や『フレンチ・カンカン』がよく覚えている作品です。
特に『フレンチ・カンカン』は劇場でリバイバルで観て、これほど楽しい作品があるのかと思えた傑作です。フランソワーズ・アルヌールが本当に可愛らしく、共演のジャン・ギャバンが味があります。

『フレンチ・カンカン』はムーラン・ルージュができるまでを描いていますが、キャバレーのムーラン・ルージュは今でもあります。家族でフランス旅行をしたときに、ツアーにムーラン・ルージュに行くオプションがありましたが、さすがに小学生の息子が一緒なのでやめましたが、どんな雰囲気だろうと想像します。

1993年に刊行された鈴木布美子「映画で歩くパリ」という本があります。1990年代までにパリを舞台にした映画を紹介する本で、お気に入りのフランス映画が取り上げられています。
『フレンチ・カンカン』も掲載されていて、映画の記憶がよみがえります。

週末からアメリカの監督ジム・ジャームッシュの「ジム・ジャームッシュ レトロスペクティブ」が上映されます。魅力的作品が上映されますがその中で『ナイト・オン・ザ・プラネット』はパリも舞台になっていて、30年ぶりに観るのが楽しみです。


写真左:猪俣勝人/田山力哉「世界映画俳優全史 女優編」から
写真右:鈴木布美子「映画で歩くパリ」から
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