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2021年07月29日16:29

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怖い話1

7月29日(木)晴れ
数ヶ月前に佐藤愛子著「私の遺言」を読んだ。
彼女が北海道に建てた山荘でポルターガイスト現象が起きる話は、時折読む彼女のエッセイでうっすらとは知っていた。
今回のこの書には、その話ががっつりと書いてある。
ワタクシ、そういうこと(霊とかそういう現象諸々)を信じない派ではない。
ただ、超怖がりなので「霊がいてもいい。すぐ顔の横にいてもいい。肩に乗っててもいい。でもワタクシに気づかれないようにして!」と思っている。
気づかなければ怖くない。
いてくださって結構です。ただ、ワタクシに気づかれないようになさってください。というスタンス。
とにかくそういう類の話は見ないように聞かないようにしている。
しかし、ふと図書館で手にしたこの本には、そういう話が山のように次から次へと出てきた。
ワタクシ、めったに人を信じないし尊敬もしない人間だが、そんなワタクシの数少ない信奉者である佐藤愛子様がおっしゃってることだ、信じない事はできない。
さらには娘さんやお手伝いさん達もその現象に遭遇している。
そしてそこから彼女の長い闘いが始まっていた・・・
と、この先が気になる方は是非ご一読ください。
そして感想を聞かせていただきたい。
ワタクシ、めったに人に本を勧めたりしない。
人から勧められることをあまり良しとしないから、人にも勧めない。
感性が同じ人というのはめったにいないからだ。
我が娘だけが、果敢にワタクシに本やら漫画やら勧めてくる。
そして、彼女とワタクシの感性は近いから彼女の感性は信じている。
反面、我が夫とは合わないことは薄々、いやきっちりはっきり感じているので彼と本の話はめったにしない。
しかし、今回思わず無理矢理勧めてしまった。
そして、読み終わった彼の感想が「なんか中途半端だね。」
怒髪天。

夫が言うには「俺は立花隆の『臨死体験』を読んだからなあ。」
ちょうど立花氏の訃報を聞いたこともあり、今、「臨死体験」を読んでいるところ。
科学的というか論理的というか、でもわかりやすい書き方は、立花氏の真骨頂。
以前、ワタクシが「立花さんって難しいことをわかりやすく書くんだってね」と言った時、夫は失笑気味に「わかりやすいって言っても、その専門じゃない人にでもわかりやすいという話で・・・」といかにも「君レベルには難しいと思うよ」というニュアンスで言った。
ちゃんとわかりますからっっっ。バカにすんなよ。

すいません、ちょっと取り乱しました。
気を取り直して・・・
我が従姉で天才ユーチューバーのkemiちゃんにも読ませた。
すると・・・出るわ出るわ、それ系の話。
いや、ワタクシがすっかり忘れていたような話まで。
彼女いわく、ワタクシとワタクシの娘には霊感があるとまで。
え、え〜〜っ!!??
娘が2歳くらいだったか、従姉の実家の照明を指差しギャンギャン泣いたり(←これは思い出した)
我が実家のお風呂場で「知らないお兄ちゃんとおじいちゃんがいる」と言ったり(←これは全く覚えていない)
従姉のうちで何か怖いモノが見えたらしく慌てて彼女らを残して立ち去ったりしたらしい(←これはひどいっ!)
そう言われれば少しずつ思い出す。
そうだ、ワタクシは、忘れようと努力してきたのだ。
そして、従姉は残念がるのだが、娘の霊感も摘み取ろう摘み取ろうとしてきて、見事に摘み切った。
めでたしめでたし。
ん?

「臨死体験」を読み終わったらまた感想文を書きますが、臨死体験した人たちが口を揃えて言うことにゃ「死ぬのが怖くなくなった」
これは、死ぬことを何より恐れているワタクシには羨ましい話だ。
ワタクシの死生観や死に対する恐怖心が少しでも変わってくれたらありがたいのだが。
真夏の夜に怖い話をひと〜つ、ふた〜つ・・・
え?あれ?全然怖くない?これからじわじわ来るからね〜
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