Eve/ミラーパウダー

彼女は太陽の光に怯えながら暮らしている
僕にはその理由(わけ)をまだ知らないけど
彼女はいつも誰にも自分の秘密を明かそうとしない
それを皮肉ぶって僕の周りにいる人たちは言うんだ
彼女のペルソナを破壊してやるってね
で、僕の周りにいる人たちは言うんだ
彼女は無理してミステリアスな女を演じている男女だってね
僕は悲しくなってきて痛くなってまた書き続けるんだよ
この章が終わったら彼らに未来なんて来なくなるだろうなって予測して生きているから
自分自身で自分の価値の上げ方すらも知らないくせに・・・
自分自身で自分の価値を上げようとした時に彼女のヒントなしでは生きられないくせに・・・ってね

She succeeds in hiding the pain even if all her gel nails come off
But only mirror powder remained on her nails
Only the sandy world view that covers the surface of the moon ...

彼女のジェルネイルが総て剥がれ落ちても彼女はその痛みを隠し続ける事に成功する
でも彼女の爪にはミラーパウダーだけが残ったんだ
まるで月の表面を覆う砂のような世界観だけが・・・