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2021年07月15日19:44

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古本市

先月から仙台駅前のビルで古本市が3ヶ月近く開催されていました。
このビルはイービーンズという地元のエンドーチェーンが経営するビルで、近年はアニメショップなどのサブカルチャーの店が多く出店していて、若者が多く訪れます。
そのビルの9階のイベント広場で古本市とレコード市が定期的に開かれています。
古品市には東北だけでなく東京からの出店もあり、コロナ禍で関東方面への出張がまったくなくなって古本巡りができなくなった私にとってはうれしいイベントです。
本の数は5万点以上、本だけでなく昔の絵はがきや映画のポスターなど紙媒体はなんでも販売していました。
とにかく本が多く、1時間かけてゆっくり見てまわりました。日曜日のお客は10人くらいで、よい雰囲気です。高額の本も多いので各種電子決済が可能です。

今回の古本市では、過去に図書館で読んで本を古本で見つけたいと思っていましたが、なかなか見つかりません。ラリー・コリンズ、ドミニク・ラピエール「パリは燃えているか」は旧版が販売されていましたが、プレミアがついて高くなっていて手がでません。
その中で見つけたのがアライヒロユキ「宇宙戦艦ヤマトと70年代ニッポン」、10年くらい前に図書館で借りて読んだことがありましたが、リメイク映画が作られた現在もう一度読みたいと思い購入しました。価格も定価の半額以下、良心的です。
その他に前から読んだみたかった短編の名著シュトルム「みずうみ」を見つけ購入しました。

「みずうみ」は昔の岩波文庫で、刊行は1975年となっています。昔の岩波文庫はこの本のようにカバーがなく表紙に☆★で値段を表していました。この本は☆で定価100円です。
学生の頃は講義で読むように言われた本を古本屋でカバーなし岩波文庫えお購入して読んだことを思い出します。


写真左:古本市の様子
写真中:アライヒロユキ「宇宙戦艦ヤマトと70年代ニッポン」
写真右:シュトルム「みずうみ」
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