線状降水帯

　線状降水帯が出ているというのに、出かけた。
その真っただ中の地域に。
　【当機は風雨のため着陸が出来なかった場合、神戸或いは名古屋に・・・】と放送。
当地の空港にさえ来れば何とかなると思っていたら、５分遅れで来機。来てしまえば行く以外ないとふむ。なぜならば、小さな航空会社なので、少ない機材を回しているので、一か所の欠航が、玉突きになるはずで、これは避けるだろうという見通し。
　雨の中を、離陸。
　携帯には、ひっきりなしに【大雨・土砂崩れ・線状降水帯】の文字が躍る。
　１時間半後、半島に出来た小さな空港に到着。２０１７年には直行便が無かったので、大阪経由で半日がかりの旅だったが、着いた。道路は乾いている。勿論、周辺は大雨の跡が見える。電源を入れた携帯には周辺の街の冠水や通行止めが報じられている。
　電車やバスでの移動は最初から計算に入れてないので、タクシーで出発。３０分余り。
（電車は冠水で不通であった）
目的の大鳥居が見えてきた。普段は賑わいの絶えない場所だが、このご時世に、この天候模様。広い参道には２〜３の人のみ。雨は降っていない。
　長〜い参道を歩く。あちこちに大雨の痕跡がある。
本殿前では、参拝者が４~５名のみ。この地域には、合宿で３~４回来てはいたが参拝はしたことが無かった。
　おもむろに、２礼4拍手の拝礼。左横から本殿（本当の）に向かおうとしたところで降り始めた。フム、心掛けという奴かと思う！