言っていいものだか・・・

｢生徒指導の考え方を見直し」とかいう記事に書き込もうかと思ったのだけれど、やめた。
｢生徒指導｣とか｢生活指導」とか、どうしてこういう表現をするのか、その理由を皆さんご存じなんでしょうね、きっと。｢考え方｣というとき、その基礎にあるものくらい理解しておられるのでしょうからね。
その一方で、自分の考えを正当化するために｢多様性」とか｢少数者保護」とかを使っている人は一人もいないんでしょうね。多様性を否定する意見も、多様性を肯定するなら容認するのが筋でしょう。｢自由のジレンマ｣というやつと似たものです。｢自由を尊重するなら自由を否定する意見も否定してはならない」という。
｢勉強だけ教えればいい｣という意見も、｢必要な勉強とは何か｣という観点を入れれば｢勉強だけ｣と簡単には言えなくなるのではないでしょうかね。｢読み書き計算｣だけできれば、あとは自分で学べるという考え方もありますね。｢社会に出るために必要な勉強」というと、それがどの程度のものかどこで誰が判断したらいいんでしょうか。

このくらいにしておきましょう。どうせ愚痴なので。