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ここからいくつかの日記は、第62回ネット鑑賞会用のライナーです。
須賀田磯太郎作曲
東洋の舞姫(「砂漠の情景」作品10から)
小松一彦指揮
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
かんち自身の解説
まず、日本選手団のトップを飾るのは、小松一彦と神奈川フィルハーモニー管弦楽団。実際にオリンピックが開催されている時期には、ミューザ川崎の恒例行事「フェスタ サマーミューザ2021」に出演するオーケストラです。
現在は小松氏との関係は薄いようですが、神奈川フィルは在京9団体ある東京という大都市の隣で、着実に地元のファンを増やしているプロオケです。ですが数年前には解散の危機に見舞われ、ファンに募金を募った団体でもあります。
そんなオケが世界へ登場したときに取り上げたのが、この「東洋の舞姫」。エキゾチックな旋律が支配しつつも、どこか日本を感じさせる音楽。威勢よく始まるのではなく、このパンデミックの時に開催するオリンピックにふさわしい音楽だと思います。
なお、以前も取り上げたときに触れていますが、須賀田磯太郎は横浜生まれの作曲家。県立音楽堂の近くで生まれたこともあり、現在資料のいくつかは県立音楽堂隣の神奈川県立図書館が所蔵しています。
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