札幌、試合終盤のオウンゴールで劇的勝利！ 徳島は3戦連続ウノゼロで黒星
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北海道コンサドーレ札幌はホーム聖地厚別で残留争いをしている昇格組の徳島ヴォルティスと対戦しました。ホームでは負けを知らない相手でした。ただ前節では完敗、アンデルソンロペスの完全移籍が決まりました。更に深井の骨折が判明しての試合でした。
この試合のスタメンはGK菅野、DFは右から田中駿汰・中にキャプテン宮澤・左に福森、MFボランチが駒井と高嶺、ウイングが右にルーカスフェルナンデス、左に青木、シャドーが金子とチャナティップ、１トップに小柏となりました。
控えにGK中野小次郎、DF柳と岡村大八、MF荒野と小野伸二、FWドウグラスオリヴェイラ（以下ドド）と菅が入りました。
スタメンにケガから小柏が復帰、小野伸二もベンチに入りました。
試合は前半からコンサのペースで進みます。チャンスも多く作り果敢に攻めますがゴール前でのプレーの粗さが目立ちゴールを決めることができません。そしてコンサは大ピンチを迎えますが青木がゴール寸前のところでかき出すスーパープレーが飛び出して事なきを得ます。前半は０-０のスコアレスで折り返します。
後半徳島は元コンサの藤田征也を投入してきます。コンサは前半同様後半も果敢に攻めますが決めることができません。
そして徳島が交代カードを積極的に使った後でミシャも動きます。高嶺を下げて荒野、ルーカスを下げて岡村、青木を下げて菅を投入と積極的に３枚替えで打開を図ります。
これにより岡村が３バックの右に、荒野がボランチ、駿汰をボランチに上げ、駒井をシャドーに上げて、金子を右のウイングに、菅は左のウイングに入る布陣となりました。更にチャナティップを下げてドドを投入します。ドドの１トップ、小柏と駒井の２シャドーの布陣にしてゴールを狙います。引き分けも過ぎる中でアディショナルタイムに入る前に試合が動きます。華麗なパスワークからゴール前の駒井が詰めている中相手ＤFの脚に当たったボールがゴールに吸い込まれラッキーな形でゴールが生まれます。
そしてミシャは最後の交代カードを使います。小柏を下げて柳を入れます。
この１点を守り切ってコンサドーレが１-０でのウノゼロ勝利で勝ち点３をゲットしました。
この試合は前半のところでも書きましたがチャンスは作ってもゴールが決まらないヤキモキした展開、ゴール前で絶好な位置でのフリーキックも福森が外したりと苦しい展開でした。この試合は青木のプレーがターニングポイントでしたね。
GK菅野がボールに反応できない中で青木がゴールになる寸前でかき出してノーゴールにしたプレーはスーパープレーでした。あれがなければ絶対に負けていました。
ゴールに関しては駒井が触っていた感じがありましたがインタビューでゴールした感覚はないと発言してましたね。ストライカーだったらハッタリかましてでもゴールですという場面ですからね…。
勝ったとはいってもアンロペの穴がいかに大きいかがわかった試合でした。興梠にオファーしている情報が出ていましたが、どこから出たのかわからないですが柏レイソルの瀬川を狙っている噂も出ています。ジェイもなかなか稼働できない状況、ドドも課題がありますし、新加入のガブリエルも完全な状態ではないですからストライカーの補強は絶対必要です。
ストライカーがいたらこの試合は２〜３点ぐらいは取れたと思います。どうなるかですね。
次は水曜日に天皇杯３回戦で長崎に遠征でＪ２のＶ・ファーレン長崎と対戦し、リーグ戦は土曜日にアウェイで鬼門ユアテックスタジアム仙台でのベガルタ仙台との対戦が控えます。仙台戦以降はリーグ戦はオリンピックの影響でお休みの予定が３０日にコロナで延期となったホームでのガンバ大阪戦が控えています。
天皇杯は一部メンバーを除いて控えメンバー中心で行くと思います。とにかく鬼門での勝利が見たいです！！とにかく勝利の余韻に浸りたいです！！
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