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2021年06月29日23:38

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ヒーローは死んだ

KADOKAWA・ドラゴンエイジ編集部謝罪で新連載即中止 “特定の作品を貶める意図”など認識
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6571866


ラノベの話は本来守備範囲外ではあるが、過去に映画で似た様な事例があったのを思い出した。
(別段クレーム案件になった訳ではないが)

林海象監督『ZIPANG』 前半の大立ち回りのシーンは、次々斬られる敵が鞍馬天狗・丹下左膳・座頭市等々、往年の時代劇主人公に似た姿をしていた。
監督のシャレであり新しい時代劇を見せますよみたいな意志表示という解釈も可能だが、観る人によっては身の程知らずの暴挙に映ったかも知れん。

台湾の『獨臂拳王勇戦楚門九子』 監督・主演:王羽(ジミー・ウォング)のカンフー映画で、ジミー先生演じる片腕のカンフー使いが作家・古龍(クー・ロン)の武侠小説に出ていた主役格の登場人物を次々ブチ殺すという内容。
映画脚本家でもある古龍はかつてジミー先生とも一緒に仕事した事があるとはいえ、よくこんな作品の存在を許したものだと感心する。
文句を言わなかったのではなく、言えなかったのかも知れんが(ジミー先生の背後に控え
る黒社会的な意味で)

『李三脚威震地獄門』 こいつは凄い。若くして亡くなった李小龍(ブルース・リー)が、地獄でジェームズ・ボンド、名無しのガンマン(荒野の用心棒)、ゴッドファーザー、座頭市、ドラキュラ伯爵、そしてエマニエル夫人と戦う話。エマニエル夫人との場合は「戦う」の意味が違うのだが。
いくら何でも大らか過ぎるだろう、当時の台湾人と香港人。

件のコミックであるが、現代日本においてここまで悪意に満ちたパロディネタ作品というのも逆に貴重かと思われるので、日和らずに連載続行して頂きその行く末を見守りたかった感はある、ダシにされた元ネタ作品のファンや関係者一同にとってはたまったもんじゃないだろうが。


 9日発売の漫画誌『月刊ドラゴンエイジ』(KADOKAWA)7月号よりスタートした新連載『異世界転生者殺し -チートスレイヤー-』が、8月号以降の連載が中止となることが決定。28日に同誌公式サイトで発表された。

 サイトではドラゴンエイジ編集部からのコメントが掲載され「2021年7月号より弊誌にて連載中の『異世界転生者殺し‐チートスレイヤー‐』に関しまして、同年8月号以降の連載を中止させていただくこととなりました」と報告し、「読者の皆様をはじめ関係各位には多大なご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」と謝罪した。
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