「鏡の法則」と言うものが人間関係にあります。

良く失敗や自分の思う様に行かないと「自分の人生に起こる問題の原因は、全ては自分にある」と考えがちですが人間関係とは、鏡そのものです。相手の表情は、相手の表情であると同時に、反射した自分の表情でもあります。心理学用語で「鏡の法則」と言います。なんか難しく、きれいな言い回しですけど、 人の振り見てわがふり直せというだけです、昔から言われる言葉で、なかなか本質に気付かないものです。

私自身、ハプニングが結構、多く起こります。自分が無鉄砲なところがあり刺激を求め変な正義感で行動するから、回りに騒動が起こるのでしょう。

なぜ苦手な人間関係が繰り返されるのかですが、ただの偶然ではありません。苦手なタイプの人というのも、自分の心の一部が映しだされた結果です。だから、苦手な相手を変えようとしても鏡に手を伸ばすことと同じであまり意味がありません。

苦手な関係ストレスで悩むときは、つい被害者意識になってしまいがちです。実は、その人の望ましくない思考が望ましくない現実、人間関係を引き寄せているだけです。

いつもわがままな人に振り回される人。その原因を探すと実は自分自身がわがままな振る舞いや考えを持っていたり、ちゃんと自分の考えを主張することを放棄しているなどの原因が見つかりますふらふらいつも「どっちが上か下か」の優劣をつけたがる人に悩まされる人。その原因を探るとその人自身が勝ち負けにこだわる特徴をもっていたりします。

トウモロコシの種を植えればトウモロコシしか生えてきません。良い思いや行いは良い結果しか生まないし悪い行いや思いは悪い結果しか生みません。本人が気づいて考えや振る舞いを改めた時、これまで悩んでいたことがウソのようにストレスを感じなくなったり嫌な相手が自然と遠ざかっていくということが起きていきます。自分を変えた結果、自分の鏡である他人との関係が変わっていくからです。

間には自分には見えないけど他人に見える自分の部分があり、自分を良く知り忠告してくれる相手は宝かもしれません。

これを生活の中で参考にしていただければ幸いです。