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2021年06月27日19:33

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仙台文学館、「星野道夫 悠久の時を旅する」

近所に仙台文学館があります。1999年に開館して20年が経過しています。
仙台にゆかりのある文学者を紹介するのが常設展のメインで、井上ひさしや伊集院静や佐伯一麦など現代の作家を紹介しています。
作家それぞれは個性的で魅力的な作品もありますが、展示がいまいちで全国の文学館同様に訪問者が低迷しています。東北大に夏目漱石文庫があり、うまく連携できないのでしょうか。

企画展は仙台にあまりこだわる必要がないので、なかなか面白い企画があります。近年では「ガラスの仮面」展、これは懐かしく楽しい企画でした。
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「精霊の守り人と<精霊の守り人>展」、原作を読んでいたのでその世界に浸ることができました。
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その他に「藤沢周平展」、「松本清張展」、「向田邦子展」など思い出します。向田邦子は仙台にゆかりがあるので、盛り上がった記憶があります。ほとんどが巡回展ですが、仙台文学館としての工夫も感じられることがありました。
常設展がぱっとしない文学館、企画展が重要です。

4月から「星野道夫 悠久の時を旅する」が始まりました。星野道夫は作家の池澤夏樹の紹介して知り、写真も文章も大好きです。亡くなったあとに、市内のデパートで写真展が開催され行った記憶があります。
この記憶あるので、今回の企画展は行かなくてもよいかなと思っていると、今月企画展に行ってきた家族が奨めるので、テレワーク中に行ってきました。

写真は見たことがある作品が多いですが素晴らしく、こんなシーンをよく目撃してしかも撮影することができたなと感心しました。やはり見る価値のある写真でした。
ちょっと残念なのは、文学館なのに星野道夫の文章の紹介が少ないことでしょうか。


写真左:仙台文学館
写真中:池澤夏樹「旅をした人 星野道夫の生と死」
写真右:「星野道夫 悠久の時を旅する」図録
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