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2021年06月24日19:54

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絶対に許してはならない

天皇は国政に関する権能を有さない。
天皇を特別視、特別扱いするのは、国民主権・民主主義の自殺だ。

私は五輪の開催に批判的だけれども、あくまでも「私は」だ。
私が菅首相や小池都知事を批判することもあるが、私が彼らに実際に投票したかはともかく、少なくとも彼らは民主的手続きに基づいて選任された「私達の代表者」で、私は国民一億何千万分の一人ないし都民何千万分の一人という権利に基づいて、意見を表明するし、為政者を批判することができる。

天皇は主権者たる国民ではないし、国民から民主的に選ばれた代表者でもない。
であれば、そんな者が、「私達の代表者」やその施策を批判するのを許してはならない。国民がそれを許したら、それは国民主権の自殺だ。

もし天皇が宮内庁長官に「拝察」させる、という形で自らの意見を国政に反映させようとしたのなら最悪だし、
そうでなく宮内庁長官が、勝手に「拝察」したと、自らの意見を天皇の威を借りて、より強く見せようとしたのだとしても、やはりそれは国家公務員としてあるまじきことであって、やはり許してはならない。

そしてマスコミにしても、五輪開催に懐疑的な立場の人も、「我が意を得たり」とばかりにこの発言や「天皇」を利用してはならない。それは巡り巡って自らの首を絞める行為だ。

あくまでも意見は「私の」意見として主張する。それが大事。
私はそう信じる。

■「陛下は開催で感染拡大しないか懸念と拝察」宮内庁長官
(朝日新聞デジタル - 06月24日 15:51)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6566944
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