『雨に唄えば』は1952年のアメリカ映画。
ミュージカル映画の名作中の名作。
とにかくジン・ケリーのダンスが素晴らしい。
体幹の安定が半端ない。
そんなケリーとダンスの競演を見せる、
ドナルド・オコナーのダンスも素晴らしい。
コミカルで愛嬌があって楽しい気分になる。
ストーリーはとってもシンプルなラブストーリー。
少々いきなりな展開も、
ダンスと歌で上手にまとめてくれる。
ハリウッドにトーキー映画が出現したことを
取り上げているところがまた面白い。
変革期の苦労が面白おかしく描写されている。
そしてなんといっても、
ジーン・ケリーが雨の中、
“雨に唄えば”を歌い踊るシーンが、
やっぱりな歴史的名シーン。
雨に降られても楽しい気分になれる、
そんな雨の日にオススメの映画かと。
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