本当のコロナ死者は何人？

毎年厚生労働省から発表される人口動態統計ですが、コロナの嵐が吹き荒れた、2020年（1〜12月）のデータが、6/4に公開されました。




興味深い内容にも関わらず、あまりマスコミが取り上げないので日記に書いておきます
興味ある方は参考にしてください

新型コロナウイルスが原因での死亡者は、3,466名となっています。（2021年6月時点でのコロナ死者数は1万4千人と言われていますが、そのうち1万人以上は今年の6か月で亡くなっているようです）

ここでいう「コロナ死」の定義は、死因に関わらず、「死亡時にPCR検査結果が陽性の場合」となっているので、交通事故や自殺でもカウントされてしまうので、これが本当に全部コロナウイルス由来の疾患によるものかどうかは難しいところではありますね。

逆に、神経質な人の中には、死亡時のPCR検査にひっかからなくても、実際にはコロナによる肺炎や、血栓による脳梗塞や心筋梗塞なんかがあるんじゃないかという人もいるようですが、心疾患や脳疾患による死者数自体が、前年2019年よりもそれぞれ2千人以上減っていて、肺炎に至っては、昨年より1万7千人も激減しているので、そんな疑念の余地はなさそうです。



その結果、年々増加してきていた全体の死亡者数は、前年より8千人以上減ることになりました。

逆に昨年より増えているのは「老衰」と「自殺」です

特に自殺は特徴的で、増えている900名は、すべてが女性です

知っての通り、2020年は、旅行業、飲食業を中心に、経済活動が大きく締め付けられました。

政府の助成金のおかげで、まっとうな企業で正社員として働いていた男性はなんとか食いつなげても、シングルマザーなど、働く条件が限られていて、非正規になりがちな女性たちが、もろに被害を被ったことは想像に難くありません。子供を抱えたまま、失職で収入を無くしたら、生きる希望も無くなるでしょう

これは私の勝手な想像ですが、この自殺者の数の中にはもしかしたら、風俗産業の女性も多数いたのではないでしょうか？

正規でない業種には政府の助成金は届かないし、それこそ、密着することが必要なビジネスだけに、厳しかったと想像します。

この数年、自殺者は減る傾向でしたから、この結果はもろに経済自粛のせいだと考えてよいと思います。

結局、高齢者を死なせない為に、若者が大勢亡くなったのだと考えられなくもありません

「経済回すのと人の命、どちらが大事なんですか？」


昨年よく聞いたフレーズですが、この結果を見ると、経済＝命なのだとよくわかりました。

このフレーズを口にしていた人は、きっと目の前のコロナのことしか目に入らない単純な思考回路の人なのでしょうね

これらの失われた若者の命の責任は、一体だれがとるのでしょうね？

10年後の日本人がこの数字だけ見ると、この年は、インフルエンザや肺炎などの病気が激減し、お年寄りは老衰で亡くなられた年だということになりそうです。

本当にコロナで死んだ方の数を知る方法はないかと探していたら、こんなサイトを見つけました

https://crisis.ecmonet.jp/

コロナ死亡と言えば、肺炎を起こして呼吸ができなくなり、人工呼吸器につながれ、最終段階ではECMO（エクモ）と呼ばれる、人工肺をつながれて治療を受けるイメージがあります

そのECMOと人工呼吸器の8割の稼働状況をまとめているサイトです

ここでは、新型コロナの治療として使用された症例数が公開されていました。



この統計では、現時点では死者数は1,127名なので、これが8割とすれば、1,127÷0.8＝1,409名が、いわゆる、コロナ肺炎でベッドの上で亡くなった方の実態に近いような気がします

受け入れてくれる病院を探している間に亡くなられた方も何例か報道されていますので、それを加味すれば、日本での真のコロナ死者数は、1,500名程度と考えてよいかと思います。

おおやけに報告されている1万4千人の10分の1ということになります



誰かに本当の分析をしてもらわないと、次にこういうパンデミックが起こった時に、また対策が自粛だけになり、経済による死者が多数出ることになりかねません

数字に興味がある人は、下記のページに詳細なレポートが公開されています

下の方には、Excelデータでダウンロードできるので、気になる数値を見てみてはいかがでしょうか？


詳細
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai20/index.html