mixiユーザー(id:2481628)

2021年06月19日13:00

121 view

ウェンカムイ(北海道の動物)

■札幌の住宅街にクマ 男女4人襲われけが、猟友会が駆除
(朝日新聞デジタル - 06月18日 08:05)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6559171
ヒグマはアイヌ民族の呼び方ではキムンカムイ(山の神)である。大量の肉と良い毛皮をもたらしてくれる、山の恵みと豊穣の象徴の様な生物で、敬意をもって祀られる存在である。
但し今回の様に、コタンに入りアイヌを傷つけたり殺したりするとウェンカムイとして復仇報復され呪われる(コタンには大小の区別が無い、サッポロコタンとかオオサカコタンと言う言い方を聞いた事がある)
さて,ヒグマは山の神、山の守り神だが。
村の守り神コタンコロクルカムイのシマフクロウ。
沖の神、レプンカムイのシャチ。
等がある。
他にもエゾオオカミのホロケウカムイ、湿原の神サルルンカムイのタンチョウツル、キタキツネのチロンヌップカムイなどがある。
ヒグマと人間は緊張関係にある共存だが。シャチやオオカミは緊張感の無い隣人、干渉をせず暮らしているのだ。そして時々シカやクジラをおすそ分けしてくれる。なのでオオカミは人に殺されると神の国に帰れないので殺すなと言われている。
ちなみにキタキツネはホンドキツネより神秘性が落ちる。ホンドキツネはキタキツネより憶病であり夜行して滅多に人前に出てこないので、稲荷神社の眷属,神使と敬われる。
なおアイヌ民族が縁起の悪いものとして忌むエゾリスは最近神社林に住むものが多く、神使とする北海道の社もある。
さて、色々な北海道の動物の中で異色なのがナキウサギ。山奥に隠れ住んでいたので、アイヌ語の名前が無い。太古より人と関わりを全く持たず暮らしてきた生物なのだ。
以下記事引用

18日午前3時半ごろ、札幌市東区北31条東19丁目の住宅街の路上で、付近の住民からクマを目撃したと110番通報があった。北海道警札幌東署によるとクマは体長1・5〜2メートルほどのオスで、その後、南西に2キロほど離れた住宅街で70代男性、80代女性が相次いでクマに襲われけがをした。クマはさらに移動し、別の場所で40代男性、陸上自衛隊丘珠駐屯地(東区)で40代の男性隊員がけがをした。住宅街で襲われた40代男性は胸の骨が折れる重傷で、腕や足、背中にも傷を負ったという。70〜80代の男女と自衛隊員は軽傷。


 クマは午前11時10分過ぎ、丘珠空港(同区)の北東付近の茂みで猟友会のハンターが猟銃5発を発砲して駆除した。


 当初目撃された現場は札幌市営地下鉄東豊線の沿線で、小学校もある。札幌市教育委員会は現場付近の東区の小中学校40校に児童生徒の登校見合わせを指示した。


 クマは午前7時55分ごろ、陸上自衛隊丘珠駐屯地の敷地内に逃げ込んだ。駐屯地によると、クマは正門に現れ、警備に当たっていた男性隊員を襲い、隊員は左脇腹を爪でひっかかれ裂傷を負った。病院に搬送され治療を受けており、軽傷という。


 クマは駐屯地に隣接する丘珠空港の滑走路にも侵入。駐屯地は隊員を屋内に退避させた。午前8時19分ごろ、駐屯地南東側の外柵から脱出したという。


 丘珠空港はこの影響で滑走路が一時閉鎖。同空港からは札幌と道内各地を結ぶ航空便が運航されているが、午前9時現在で函館発着と釧路発着の計4便が欠航となった。欠航は今後も増える見込みという。



朝日新聞デジタル
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する