今日の出来事：６１８年−李淵（高祖）が恭帝から帝位を禅譲されて皇帝に即位、隋が滅亡し唐を建国、１８１５年−ワーテルローの戦い、ナポレオンの百日天下が終了、１８７７年−アメリカの動物学者エドワード・Ｓ・モースが来日、１９４５年−第二次世界大戦：浜松大空襲、四日市空襲、１９８５年−豊田商事会長刺殺事件、１９８８年−リクルート事件、朝日新聞が川崎市助役へのリクルートコスモス未公開株譲渡疑惑をスクープ、以後、大物政治家にも譲渡されていたことが相次いで発覚し、当時の最大級の汚職事件へと発展、１９９３年−衆議院解散（嘘つき解散）
今日は、李淵（高祖）が恭帝から帝位を禅譲されて皇帝に即位、隋が滅亡し唐が建国です。李淵は、北周の唐国公・安州総管を務めた李�垢了劼箸靴得犬泙譴泙靴拭ｇ，諒個襪瞭噺氷長，�李淵の叔母にあたるため、李淵は文帝に親愛されました。李淵は隋の千牛供身となり、譙・隴二州刺史・岐州刺史・滎陽・楼煩二郡太守・殿内少監・衛尉少卿を歴任しました。隋の煬帝が高句麗遠征を挙行すると、懐遠鎮で軍の糧食の運搬を監督しました。「楊玄感の乱」が起こると、弘化留守となり、関右の諸軍を統率して玄感の進軍を防ぎました。山西河東慰撫大使に任ぜられ、龍門の「母端兒の乱」を討伐しました。また絳州の柴保昌を攻撃して降しました。突厥が隋の辺境を侵すと、馬邑太守の王仁恭とともに突厥軍を迎撃しました。その後、太原留守に任ぜられました。次子の李世民や晋陽令の劉文静らの使嗾により、隋に対する反乱を決意します。諸郡に檄を飛ばして起兵し軍を南下させ、長安を陥れました。長安の留守をしていた代王・楊侑を擁立して隋の恭帝としました。煬帝が宇文化及に殺害されると、楊侑は李淵に帝位を禅譲し、「隋」は滅亡しました。李淵は「唐」を建国し、初代皇帝となりました。
次に、ワーテルローの戦い、、ナポレオンの百日天下が終了です。ワーテルローの戦いは、ナポレオン最後の戦いです。エルバ島から脱出したナポレオンはフランスのジュアン湾に上陸し、パリへ進軍しました。途中、ミシェル・ネイおよびニコラ＝ジャン・ド・デュ・スールトの両元帥を従え、７０００にふくれ上がった軍隊を率いてパリに入城し、再び皇帝となりました。ナポレオンはイギリス・オランダ連合軍とプロイセン軍がまだ合流しないうちに各個撃破を計画し、１２万４０００の兵を率いてベルギーへ向かいました。ベルギーに布陣していたのはウェリントン公が率いるイギリス・オランダ連合軍の９万５０００とブリュッヒャー元帥が率いるプロイセン軍１２万でした。「リニーの戦い」でナポレオンはプロイセン軍と戦い、死傷者１万６０００の損害を与えましたが、完全な撃滅はできませんでした。ブリュッヒャーは重傷を負い、参謀長のグナイゼナウが代わりにプロイセン軍の指揮を取りました。ナポレオンはプロイセン軍が東へ退却したと誤認し、グルーシー元帥に３万の別働隊を与えてプロイセン軍を追撃させました。ナポレオン自身は７万２０００の兵を率いてブリュッセルを目指しましたが、ラ・ベル・アリアンスで６万８０００のイギリス・オランダ連合軍と対峙しました。イギリス軍はワーテルローの南方のモン・サン・ジャンの丘陵の尾根の背後に主力を配し、自軍右翼のウーグモン、中央のラ・エイ・サント、左翼のパペロットの３拠点に比較的強力な前哨部隊を配置しました。ナポレオンはまず、ウーグモンを攻撃・占拠してイギリス軍の主力を誘引し、戦線の中央を突破しようと企図しました。この構想によって、フランス軍の左翼はウーグモンへの攻撃を開始しました。イギリス軍は防御に徹し、突撃してくるフランス軍に猛射を浴びせました。戦場の要所、ウーグモンをめぐってナポレオンの弟ジェロームの師団は攻撃を繰り返しました。しかし、ウーグモンは頑強なつくりの城館だったため、そこに籠るイギリス軍部隊への攻撃は難航を極め、ナポレオンの構想はつまずいてしまいました。ウーグモンの占拠とイギリス軍主力の誘い出しができないままに、仏軍中央と右翼の各部隊が攻撃を本格化しました。この攻撃によりイギリス軍左翼のパペロットは陥落し、指揮官ピクトンが戦死しイギリス軍は混乱に陥りました。状況の打開のために、ウェリントンはポンソンビー将軍が率いるスコットランド竜騎兵を中核とする重騎兵２個旅団に、突撃を命じました。このイギリス軍騎兵の戦線中央部への突撃は、フランス軍に強烈な打撃を与えました。これに対抗して繰り出されたフランス槍騎兵の猛反撃を受けて潰走しました。ポンソンビーも槍騎兵の槍を多数体に受けて壮絶な戦死を遂げました。この突撃によってイギリス軍の戦線は小康を得ました。その後、戦況は一進一退となり、リニーで撃破したはずのプロイセン軍がフランス軍右翼を間近に見る位置へと到着しました。一方、ウェリントンは兵の消耗が著しいことから、自軍中央と左翼の部隊の一時的な後退を命じました。ナポレオンがプロイセン軍に対する処置を行っている間に、ネイがイギリス軍のこの後退を全面退却と誤って判断、騎兵５０００を率いてイギリス軍への突撃を敢行しました。しかし、待ち構えていた歩兵方陣への強襲となり、戦力をかなり損耗してしまいました。騎兵は銃剣の槍ぶすまを築いて一斉射撃を行う歩兵方陣を突破できず、イギリス軍は持ちこたえました。そんな中、夕刻に至り、イギリス軍中央の前哨拠点ラ・エイ・サントが陥落しました。イギリス軍にとどめを刺すべくナポレオンは、最後の切り札とも言うべき古参近衛隊の投入を命じました。しかし、この近衛隊の攻撃はイギリス近衛部隊の激しい射撃の前に撃退されました。無敵を謳われた近衛隊の敗北を目の当たりにした、フランス軍部隊の士気は著しく低下しました。さらに、プロイセン軍がロボー軍団を撃破し、フランス軍の側面へ猛攻をかけました。これに呼応してイギリス軍も反撃し、フランス軍は全面的な潰走となりました。最後まで戦場に残った古参近衛隊は味方の退却を勇敢に援護しましたが、最終的には包囲され降伏勧告を蹴ったために、多くが壮絶な戦死を遂げました。プロイセン軍参謀長のグナイゼナウは強行軍と会戦で疲弊した部隊を叱咤して夜通しの追撃を行い、フランス軍を完全に崩壊させました。この「ワーテルローの戦い」でフランス軍は３万を失い、連合軍も２５０００の死傷者を出しました。ナポレオンは退位してイギリスへ亡命し「百日天下」は終わりました。ナポレオンはイギリスのプリマスへの上陸を求めましたが、ヨーロッパの混乱の元凶はナポレオンにあるとされ、ベルトラン、モントロン、グールゴの３人の将軍とともにセントヘレナ島に流されて、その地でナポレオンは生涯を終えました。
その次に、エドワード・Ｓ・モースの来日です。モースはアメリカの動物学者です。進化論の観点から腕足動物を研究対象に選び、腕足動物の種類が多く生息する日本に渡りました。文部省に採集の了解を求めるため横浜駅から新橋駅へ向かう途中、大森駅を過ぎてから直ぐの崖に貝殻が積み重なっているのを汽車の窓から発見しました。これが、彼によって日本初の発掘調査が行なわれる事になる「大森貝塚」です。「大森貝塚」は国の史跡に指定されました。モースらの発掘した貝殻、土器、土偶、石斧、石鏃、鹿・鯨の骨片、人骨片などの出土品は東京大学に保管されており、全て国の重要文化財に指定されています。
最後に、第二次世界大戦：浜松大空襲、四日市空襲です。
浜松大空襲：１９４５年６月１８日午前０時１０分に「Ｂ−２９」約１００機により、静岡県浜松市が爆撃を受けました。浜松市は６５０００発の焼夷弾によって焼き尽くされました。死者１７２０人、焼失家屋１５４００戸の被害が出ました。
四日市空襲：１９４５年６月１８日午前０時４５分に「Ｂ−２９」戦略爆撃機８９機により、三重県四日市市が空襲を受けました。四日市市は、約１時間の絨毯爆撃で焼夷弾１１０００発、５７６．３トンの爆撃により、全市の３５％が焼失、市街地は焦土と化しました。死者７３６人、負傷者１５００人、行方不明者６３人、焼失家屋１１３９０戸、被災者４７１５３人の被害を出しました。
今日の誕生日：正親町天皇（第１０６代天皇）、間部詮房、エドワード・モース、横山光輝、ポール・マッカートニー（元ビートルズ）、藤真利子、逆鉾伸重、三沢光晴、細川直美、後藤輝基（フットボールアワー）、久保竜彦、西澤明訓、ＫＲＥＶＡ、後藤理沙、西川周作、谷村美月、岡本玲、松村北斗（ＳｉｘＴＯＮＥＳ）、三吉彩花（元さくら学院）、矢吹奈子（ＨＫＴ４８、元ＩＺ＊ＯＮＥ）
今日の記念日：自閉症プライドデー、海外移住の日、考古学出発の日、おにぎりの日
今日の「今日訓」：本日は、国際デーの一つ「自閉症プライドデー」、１９０８年、本格的な海外移住の第一陣７８１人を乗せた「笠戸丸」が、ブラジルのサントス港に到着した事を記念して「海外移住の日」、１８７７年、アメリカの考古学者エドワード・Ｓ・モースが来日、「大森貝塚」を発見して日本の考古学の出発点となった事から「考古学出発の日」、石川県鹿西町（現・中能登町）の竪穴式住居跡の遺跡から、日本最古のおにぎりの化石が発見された事で「おにぎりの日」となりました。
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