出自による差別（名古屋人気質（なごやじんかたぎ）〜その伍〜）

　下記は在日コリアンについて書かれていますが、大げさかも知れませんが、日本人同士の間でも出自による差別からヘイトスピーチやヘイトクライムにつながるようなケースも見受けられます。
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コロナ禍により、大変なご時勢です。テレワークやオンライン会議、オンライン授業でリモートでやれることはできるかぎり、リモートでやるようになってきています。
しかしながら、オンライン（リモート）でできることとできないことがあります。

　いま現在はどうかは定かではありませんが、1例として
就職活動時に履歴書と職務経歴書（学生の場合、エントリーシートを書いてから、その後に履歴書に提出でしょうか？）を求人側に提出となりますが、
企業側が最終学歴だけでなく、小中高はどこか？どこの学区（校区）かを見てから判断するとか。
確かに”環境はひとをつくり、ひとは環境をつくる”と言われています。
個人の能力よりも生まれた所、育った場所・地域で区別するのはどうなんでしょうか？

　現在の大学生の多くは、コロナ禍の最中、オンライン授業ばかりであっても”うつ”にならないように前向きな思考（プラス思考）で日常を過ごされています。
実験や実習がある学部・学科だったら、オンラインでできないことがあるので、どう代替しているのかは存じませんが、かなり不利益を被っているようです。

　以前は、学生の間でも『どこの高校出身か？』が重要視されていました。これは、
”出自による差別”としか言いようがありません。どこの出身であろうといまは、同じ大学で学ぶ学生であることには変わりません。
大学を卒業し、実社会に出てからであっても学閥や派閥がありますから（ひとが３人集まれば、派閥ができるという本質的なもの）、そこからヘイトスピーチやヘイトクライムにつながるのではないでしょうか。

　『多様性を尊重しなくてはならないのは、ISO26000でも定められている』
と言ったところで、

「キレイ事を言うな！現実を見ろ！現実を！」

と言われてしまいそうです。

SDGｓでも掲げられている目標のひとつにあるはずです。

　未だに同じ○○中出身（おな中）だから〜とか△△高出身だから〜とか理由にならない理由にして、判断や行動をする方がいるのだろうか。

　ミレニアル世代（Y世代）やZ世代やα世代のこれからの世代の方々は、賢明な方々ばかりのはずですから、こういった出自による差別をしないはずと認識しておいたほうが良いか。
（例外がいてもおかしくはないが、ほとんどは賢明な方々ばかりだろう）


hateとは
主な意味
(…を)憎む、ひどく嫌う、嫌悪する、嫌う、(…が)いやである、(…に)もらいたくない、残念に思う
https://ejje.weblio.jp/content/hate

hate speechとは
憎悪発言、ヘイトスピーチ◆集団や個人を憎悪して、差別したり、けなしたりする発言。
https://eow.alc.co.jp/search?q=hate%20speech
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ヘイトスピーチ（英: hate speech、憎悪表現）は、人種、出身国、民族、宗教、性的指向、性別、容姿、健康（障害）、といった、自分から主体的に変えることが困難な事柄に基づいて、属する個人または集団に対して攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のことである。

ヘイトクライム (Hate Crime) とは、人種、宗教、民族、性的指向、 性別、障害者等、特定のカテゴリーに属する人々に対する憎悪または偏見 を動機とする犯罪のことを指す。
ヘイトクライム (Hate Crime) の主な意味は、憎悪犯罪
https://ejje.weblio.jp/content/hate+crime