脱資本主義。右派を自認しながらも経済体制だけはリベラルなのか、オレは。

■「人新世」時代は“脱プラ”を加速　のんさん「ＳＤＧｓ貢献は楽しく」
(OVO [オーヴォ] - 04月21日 14:21)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=201&from=diary&id=6491869

遠い昔、まだ20代の頃の話。
「経済はなぜ成長し続けなければならないのか」
と素朴な疑問を口にしたところ、経済に詳しい先輩方から、お前はマクロのイロハも知らんのかとばかりに笑われたもの。

が、多少の経済理論に接し、GNP成長率が意味するものを理解したつもりでも、その後も何か釈然としないものが残り続けた。
そして、それは還暦になった今も燻り続けていている。

ただ、これを「資本主義」の領域内で語ってばかりいるので、高邁なマクロ経済理論に木っ端微塵に駆逐されるのだ、
などと負け惜しみのようなことも思ったりしたが、では、資本主義にとって代わる経済体制は？と問われれば、浅薄な見識しか持ち合わせぬ当方に何が語れようか。

そうした疑問もいつしか忘れていた頃に出会ったこの論考。
俄然、この新進気鋭の経済思想学者、斎藤幸平准教授に傾倒してみたくなってきた。　

目の不自由が進み、一冊の本を通読するにも膨大な時間がかかるようになってしまい、もどかしい限りだが、彼の著した「人新世の資本論」に腰を据えて取り組んでみようかな。

https://www.sbbit.jp/article/cont1/56793