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2021年06月09日08:01

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パレスチナ

ダニー ネフセタイ
10時間前 ·
目に映らないパレスチナ人拘束。
長文ですがぜひ読んでください。
先月のようなガザ紛争が起きると一旦はニュースで話題になっていますが停戦が決まると”話題性”がなくなり、世界のニュースから
早々と消えます。
しかし、先日私が書いたように、戦争は戦争で亡くなった人、とその遺族、怪我人などにとっては永遠に終わらない悪夢です。
今回は戦争ではなく、知られていないイスラエルによるヨルダン川西岸での一面について書きます。
54年間にわたって続いているイスラエル軍による占領(1967年の
第三次中東戦争以来)の現実はあまりにも長いのでニュースでは
ほぼ紹介されていないのですがかなり厳しい現状です。
イスラエルが「国家安全のために」と訴えながらパレスチナ人の
多数を拘束し、イスラエル国内の刑務所で取り調べを頻繁に
行っています。
現在、イスラエルの刑務所に4650人のパレスチナ人が拘束されています。内、女性39人、未成年者180人、パレスチナ自治体議員12人。
そして、実は拘束されている4650人中、520人がAdministrative detention(行政拘束)と言う状態です。
日本ではなじみのない状態ですがこの意味合いとは、拘束された人は「裁判待ち」という事で、容疑理由も説明されず、裁判の日程も決定されずに、刑務所で人権を無視され、弁護士に会うことを許されずに、待たされるのみです。
ときに数年かかることもあるし、ときに数か月後説明もなく、謝罪もなく釈放されることもあります。
現在はこのややこしい状態の人が520人もいます!
1967年以来、54年間でイスラエルがほぼ100万人のパレスチナ人を拘束しました。内、女性17000人、未成年50000人、行政拘束54000人。
拘束中に226人が亡くなりました。
この現実は大半のイスラエル人の目には映りません。
54年間続いている現状なので万が一ニュースで紹介されても
スルー…対岸の火事…
この痛みと人権剥奪に対して「テロリストだから仕方ない…」
と簡単に開き直るのもイスラエルの歪んだ教育の現れです。
*データ
Palestinian prisoners rights organization, Commission of Detainees and Ex-Detainees Affairs。
**何人もの人が私はイスラエルを憎み、親パレスチナだと単純に勘違いします。
私はイスラエルに生まれ育ち、教育を受け風土を懐かしく思い、沢山の家族、友人と今でも親しく交流しています。
誤解しないでください。
私はイスラエルによるパレスチナ人への行き過ぎた占領、支配政策に反旗を翻しているだけです。
当然パレスチナ人のテロ行為には反対です。
彼らの自由と独立には大賛成です。
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