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2021年06月03日13:18

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大自然の前に強者はいない

雲仙・普賢岳大火砕流から30年
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6541119


あの映像は怖かった。
山の斜面を噴煙が猛スピードで下り襲ってくるの。


犠牲になった消防団員は、本当にご冥福をお祈りする。
ただ、ご遺族には申し訳ないが、亡くなった報道マンについてはちょっと複雑だ。
彼らが、全国に今起きている事を伝えなければ、という使命感に燃えていたのはわかる。
確かに、世界中の危険地帯に行って情報を発信するのが、報道マンの使命で誇りなのだろう。大変有意義なお仕事なのもわかる。しかしだ。
既に散々非難されたのを蒸し返して申し訳ないが、彼らは避難指示の出ている地域へ入り込み、住民が避難後の住宅へ勝手に入り込んで電源を確保するなど、身勝手な振る舞いを始めた。
普通に犯罪である。
一旦は避難した地元の消防団員の方々が、避難地域のパトロールを続けなければならなかったのは、完全に報道マン達のせいだ。
そして、火砕流である。
全身やけど、気道や肺までやけどして、苦悶の中絶命した消防団員達を思うと、同じように絶命したとはいえ、報道マン達を同様に扱う気にはなれない。
住居不法侵入の彼らが居なければ、元々犠牲者はいなかったのだから。


地震だ津波だ噴火だ竜巻だ、いや、台風や雷さえもだ。
大自然を前にして、強者は何処にも存在しない。
いかに文明が発達しようと、自然が本気を出してきたら、人の命なんていともたやすく失われる。
繰り返すが、大自然を前に、強者は存在しないのだ。


雲仙普賢岳の教訓の成果か、今は台風報道であっても「安全な場所から報道しています!」という一言が入るようになった。
報道のために報道マンが命を失うのは本望かもしれないが、報道のために無関係な一般人の命が失われる事は、二度とあってはいけない。
いや、報道マンの命が失われる事も、無いにこした事はない。
性能が良くなった定点カメラ、持ち運べるポータブル電源、偶然の一瞬を捉えるドライブレコーダー。
技術の進歩は素晴らしい!
自然に立ち向かわなくても、今や報道はできるはずなのだから。


報道番組は大好きだから、相変わらずニュースのハシゴはしてるんだけどねたらーっ(汗)
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