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2021年05月28日20:26

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I Need Your Love Tonight

なんだかんだで5月も終盤。春アニメも折り返し地点でございます。
ご時世を免罪符に今期も新作を諸々のだらだらと見ているのですが、
いわゆる2021年春アニメはカブに乗ったり、もじゃもじゃの人がイジられたり、
ヒゲがどうのこうのだったり、陶芸をやったり、リベンジしたりと
ピックアップする所をピックアップしていきますと
なんとなく何がしかの共通点が見えてくるような見えてこないような。
新しい朝がいつものように始まるようなそんな風な気がするのですが、どうでしょう?

さて今回は水曜日でも北海道でもない5月23日日曜日、東京のお話です。

ささきいさおさんの79回目のお誕生日からちょうど一週間経ったこの日、
そんないさおさんのデビュー60周年を記念したスペシャルなライブ
「ささきいさお デビュー60周年記念スペシャルライブ」に行ってきました。

いさおさんといえば"御大""大王"と称される説明不要のアニソン界の大重鎮。
ヤマトで999でゴレンジャーでコンドルのジョーなマイケルでスタローンです。
マイファーストいさおさんはおそらく「君の青春は輝いているか」。
もうコロちゃんパックのカセットテープを聞きまくったもんでございます。
ライブでの歌い終った後のオフマイクでの「ハァ!」や「ッゴウ!」が好き。

そんないさおさんがデビュー60周年を迎えられました。おめでとうございます。
脚くらい長い60年というキャリアを記念してスペシャルなライブが開催。
これは何がなんでもいかなくてはと思い行ってまいりました。

そんないさおさんのメモリアルライブがどんな感じだったのかは下のリンクに
真っ赤な闘志と黄色い勇気で生命、心で抱きしめて全力全開でよろしくどうぞ。

https://tekkoutetu.wixsite.com/tekkoutetu/r-523

ここだけ補足。

・今回の会場は羽田空港にほど近いZepp haneda。はじめまして。
もっと遠いかと思ったら1時間半かからない程。でもこの遠出してる感は何。

・会場は羽田イノベーションシティという複合施設の中にあるので
せっかく来たのだからと会場周辺のイノベーションシティを巡ってみる。
おりしも緊急事態宣言下でお店はほぼ閉まっていたり完成していない所もあり
お店がいっぱいあるよな無いよなこれからの施設という印象。お楽しみ。
どうやら近々に「モヤさま」で取り上げられるっぽい。お楽しみ。

・やはり空港付近。なかなかに風が強い。飛行機も飛ぶほどに。

・Zepp hanedaの印象はよく行くZepp Tokyoと比べると少しコンパクト。
去年出来たてという事でとてもキレイ。男性向けトイレも全部個室。

・会場内ロビーのはじっこにカフェ的な看板がさりげなく。

フォト


・割と大声で話すのね。

・オーバーチュアは「序曲」。曲名は知らなくても聞いた事あった曲なので
後で少し調べてみた所、スキャット抜きに編集された版だった様子。

・そうなると一曲目は推して知るべし「ヤマト」。
オーバーチュアと一曲目が繋がる様式美はわくわくが増すものでございます。

・「999」レコーディング当時の思い出としてご子息と鉄郎少年とが
重なったというお話は以前にも伺った事があるのですが、
「Gメン」のロケでヨーロッパに行く飛行機から見た夜空を見て
「『999』から見る景色もこうなのかな」と思われたというお話は多分初耳。

・菊池先生の思い出話。フランスでお二人だけでお散歩してダジャレ合戦したり、
先生と丹波哲郎さんらが雀卓を囲んでいたりと凄いお話がさらりと出てくる。

・高取さんをいい感じに褒めるいさおさんに恐縮するZ旗の皆さん。

・「ダイモス」は1番から3番まで歌詞中に太陽が登場するのですが、
その太陽が変化する様子とその色の名称の奥深さに着目するいさおさんに目から鱗。

・そして「ダイモス」の曲中で舞台の照明が歌詞通りの色になるものだからたまらない。

・いさおさん舌好調。美声とキレイな言葉選びで流れるようにお話になるもんだから
聞いているこちらも聞き入ってしまい、気が付いたらすごい時間が経っていたり。

・橋幸夫さんを"橋幸夫クン"って呼べちゃういさおさん。

・前半のラストにルーツであるエルビスコーナーで披露された2曲は
ソロアルバム「DAY DREAM」でカバーされおり、そちらのアレンジはシティポップ調。
今回は「DAY DREAM」版ではなくエルビス版のオリジナルアレンジでのご披露。
60周年記念を機会にオリジナルアレンジ版で再録とかされないかしら。

・後半はいさおさんによる「キャシャーン」の生ナレーションからスタート。
休憩時間中に「後半はこう始まったら素敵ね」と思っていた通りになってアガる。

・いさおさんと目配せしてギターソロをされるナベさん。
マスクをしていても笑顔でらっしゃるのがわかる程に笑顔。

・ミスしてもしめっぽくならず嫌味にならずさらっとお話するスマートさ。
なんでしょうあの格好よさ。お人柄というか品の良さというか。

・基本全肯定で受け入れてくれる堀江さん。

・いらっしゃらなくても笑いをさらっていく水木さん。

・「全界合体! ジュラガオーン」客前初披露。抜群の安定感と安心感。
そして照明が赤と黄を基調に差しで桃と青が入って締めが白と
ゼンカイジャー全員のお色がちゃんと登場してこだわりを超感じる。

・ジュランとガオーンの接吻合体する様子シークエンスを
PPAP的ジェスチャーでしっかり表されていたいさおさん。

・「ミッドナイトデカレンジャー」間奏でのChouemonさんのソロ。
例年ステージ前方でいさおさんと楽しまれるのですが今回はご自身のブースで。
それでもやっぱりいさおさんと楽しそうに向かい合っていらっしゃいました。

・いさおさんが歌われる「マイウェイ」の説得力。

・お祝ゲストに上田みゆきさん登場。ご夫妻2ショットを生で見らるのは結構貴重。

・今回のいさおさんのお衣装はとにかくキラッキラのキーラキラ。
赤で襟が白→白で襟が黒→メタリックで襟が赤→金色とジャケットが変わり
その様子はさながらGガンダムのパイパーモードか平成ライダーのパワーアップ遍歴。

・閉演後に特典の今回のライブポスターを頂く。宝物が増えつつ置き場所に悩む。

・日曜日のライブ終了後、火曜日からのアーカイブ配信を視聴。
権利的なサムシングからか洋楽の3曲がカットされていたものの、
不意にくちづさまれた「羽田発7時50分」は編集されずそのままでした。
そして休憩時間には過去記念ライブのスライドショーが。

・今回のライブは照明が印象的。前途の「ダイモス」の太陽や「ジュラガオーン」はじめ
「ゴレンジャー」で五色、「君の青春は〜」でメタルダーの青と赤だったりと
作品を踏まえた配色がなされていて文字通りお祝いに色を添えられていました。

・無事に開催されたいさおさんのときめくメモリアルな60周年ライブ。
ご時世を鑑みて終了時間が決まっていた為か、例年と比べると曲数は少なめながら
10代から70代までに歌われた楽曲24曲を約3時間歌いたおされる姿にただただ脱帽。
デビューから60年目を迎えても歌に真摯にかつ謙虚でいられる姿勢と
知性と品がありながらもしっかりおちゃめなお人柄を拝見しておりましたら
この方がアニソン界の"大王"で"御大"でよかったと思ばかりで
業界内外の多くの人がいさおさんを好きにならずにいられないと思いました。

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