曇り

ネットで見たとあるニュース記事が、かなり不謹慎ではありますが面白かったです。

それは、女子大生が階下の男に殺されて、その犯人の男も現場に火を放ったことで一酸化炭素中毒になって死亡した…という事件。

この事件の記事が、書く人間によって全然違う見せ方になっているのです。
例えば、Aという記者は、被害にあった女子大生が如何に良い人間だったのかだけを書いていて、Bという記者は事件の直前にアップされたインスタで現場となった自宅と思われる場所でパーティを行ったという写真を取り上げつつ周辺住民に「そんなに五月蠅くはなかったですよ」という話を聞いている。
そして、Cという記者は女子大生の部屋がサークルのたまり場になっていてベランダでバーベキューをしたりして相当騒いでいたという内容で周辺住人からも苦情が出ていたという事をかいているのです。

ほら、印象が全然違うでしょう？

結局犯行の動機は上の階の女子大生が出す騒音に耐えかねた結果…ということらしいのですけど、そうなってくると話は変わってきませんか？
もちろん殺人を肯定することはしません。
でも、日頃から蓄積されていた怒りが我慢の限界に達して、管理会社等の間に入る人へ連絡することを飛び越えて爆発してしまったのだとしたら、騒いでいた側もどうかと思いますよね。

他にも騒音問題が切欠で殺人事件に発展してしまった例はいくらでもあって。
特に今はコロナ関係で余裕がない人が多い世の中なのだから尚の事、他人に対して気遣いを持たないといけないよな…と思いました。

あと、Aの記事を書いたやつは信用できないってことも。